【鬼滅の刃】私のクラスは恋愛禁止！【時透無一郎・我妻善逸】「続編」

72話 【普通にしてれば】 ページ24

無一郎は頷く、確かに前に見た時も誰も座ってなくて不思議に思ったっけ…




『そっか〜』




無一郎「多分入学するときに辞めちゃったんじゃないかな…学校を」




『あぁ、なるほどね』




まぁ…居なくて嫌なことないし、いいや




気付いたらもうアパートの階段を登っていた




『また明日ね』




無一郎「うん、あれ…明日は？服装チェックあるの？」




『あっ…ある、ごめんね』




無一郎「何で謝るの」




無一郎が少し困った顔をしながら歩み寄って、私の頭を撫でた




無一郎「頑張ってね」




キャー!!笑顔が…笑顔が…！




『あ、ありがとう…』




私達はお互いに部屋に入った




ーーーーー
善逸「おはよう！」




『おはよう』




今日も家まで迎えに来てくれた善逸と学校に行く




善逸「やっと明日だぁ〜!!!」




叫ばないの…！声も顔を騒がしい！




本当勿体ない…普通の顔してたらかっこいいのに…




善逸「あっ！今俺の事かっこいいって思った!?」




えっ!?耳そこまで分かるの？ちょっと怖い…




『ちょっと違う、普通にしてればかっこいいのになって思っただけ』




善逸「へぇー、俺の優しさに気付いてないんだ」




疑問を伝えようとしたら善逸が急に私の腰を抱き、手で顎をあげる




善逸「いつもこんな感じで良いの？」




わ〜！その顔、かっこいいって言った顔！




でも私にして欲しくない!!惚れるっていうか、どうしたの？ってなっちゃう…お母さん目線になっちゃう…！




『それ！それを他の可愛い女の子に見せたら一発で惚れられるよ！』




さり気なく腕から逃れようとしながら、笑顔で言った




善逸「Aちゃんだけで良いんだけど？」




だーから何でそういう事言うかな!?あなた達は！




私は渾身の力で腕から抜け出し、学校へと全力ダッシュした




ーーーーー
ガラガラ…！




『はぁ…はぁ…し、失礼致します…』




善逸から抜け出した時の勢いのまま職員室に来た




冨岡先生「おはよう暗城、(そんなに息を切らして)どうした？」




あぁ！冨岡先生居る！




『走って来ただけです…ぼ、ボード貰えますでしょうか？』




「あぁ」と冨岡先生がボードを取りに行った




扉に手をかけて『ふぅー』と息を落ち着ける




不死川先生「大丈夫かァ？」




『あっ…大丈夫で…ング！』




立ち上がって歩いてきた不死川先生が、私の口にちぎったおはぎを入れた

73話 【罠にハマった】→←71話 【無一郎の隣の席】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す