【鬼滅の刃】大正☆ツンラブ★ストーリー 【嘴平伊之助】【時透無一郎】

玖ノ恋 【集合理由】 ページ10

そこには、私の同期が集合していた




『皆！これなんの集まり？』




手を振りながら部屋に入る、蝶屋敷ならではのベッドが並ぶ部屋




炭治郎「それが…俺たちも分からないんだ、しのぶさんが俺と善逸と伊之助に「女の子の隊士を一人連れてきて下さい！」って言われて…」




『ほぉ』




炭治郎「それで俺はパッと浮かんだカナヲを連れてきた…というか、この部屋に一緒に来たって感じだな」




炭治郎がそう言うと、カナヲが少し顔を赤くして頷いた




善逸「俺はみ〜んな連れてこようと思ってたんだけど、しのぶさんが「一人です！」ってすっごい笑顔で言うから、この前助けてくれたお礼を兼ねて美緒ちゃんを屋敷から連れてきた」




美緒「うん、朝から善逸に会えて嬉しかった」




善逸「ちょ！褒めても何も出ないぞ〜美緒ちゃん！」




なるほど…じゃあ




『伊之助は？』




伊之助「あぁ？」




『伊之助はどうして私を選んでくれたの？』




伊之助「強ぇから」




えっ…？それだけ？




他の二人はちゃんと理由があるのに！伊之助はそんな理由なの!?ちょっと期待してた私のドキドキ返して！




善逸「恥ずかしがらずに言っちゃえば良いのに〜」




伊之助「…！」




『えっ…何のこ…』




しのぶさん「あぁ！皆さんお集まりですね！」




全員扉の方を見る、そこにはニコニコ笑顔で立つしのぶさんがいらっしゃった




しのぶさん「それでは、皆さんの共通の疑問について説明しますね」




しのぶさんは私の方に歩み寄り、胸の前で手を合わせた




しのぶさん「今回、男性陣に女性陣を誘って頂いた理由は…」




しのぶさん以外「ゴクリ…」




しのぶさん「組になって訓練して頂く為です！」




えっ…？




しのぶさん 伊之助以外「訓練!?」




『あれ!?何で伊之助驚いてないの!?』




伊之助「あぁ？戦うんだろ？知ってるぜ？」




『あぁ…』




そうかそうか、伊之助は勝負の事しか頭に入ってないか…




私達はこう…相引きとかさ…お泊まり会とか…




しのぶさん「あぁ〜皆さん！勘違いしないで下さいね〜！」




私達は同時にしのぶさんを見る




しのぶさん「これは一日で終わるような甘ったるいものではありません！皆さんには隣の山の中にあるお屋敷にて、泊まり込みで訓練を受けて貰います！」




泊まり込み!?お泊まり!?




すみません！誰か教えて下さい！




私は伊之助と…




お泊まり出来るのですか〜!!??

拾ノ恋 【出発】→←捌ノ恋 【朝一の訪問者】

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