【鬼滅の刃】大正☆ツンラブ★ストーリー 【嘴平伊之助】【時透無一郎】

伍ノ恋 【進展した？】 ページ6

二人の声が重なる、けど美緒の声は大きくはっきりとしていた




『えっ…!?本当に!?』




美緒「"守った"に入るでしょ〜！」




『そっか〜…///』




どうしよう口角が緩みまくってる…




美緒「それだけだったの？」




『あっ！ううん、まだある！あのねその後伊之助のお陰で鬼が見つかって、私が頸を斬ったの』




「うんうん」と美緒が熱心に聞いてくれる




『それで自分でもびっくりしたんだけど…私が『ありがとう…伊之助が鬼を見つけてくれたから倒せた…』って言ってて!!』




美緒「おぉ〜!!良いじゃん良いじゃん！それで？」




『それでね、此処からが美緒の出番…！伊之助の反応が…被り物越しからだからちょっと分かんないけど、「ホワホワ」してたの！』




美緒「「ホワホワ」？何「ホワホワ」って！」




分からないから君に聞いているのだよ…




美緒「あぁ…う〜ん…でも照れたのかな？」




『えっ…照れた？』




美緒「うん…こう、いつも口喧嘩する相手が急に素直にお礼言ってきたら、照れるんじゃない？」




『そっか〜…まぁ、理想だね〜…』




あくまでも理想…




美緒「その後は何もなし？」




『うん、真っ直ぐ帰ってきて今に至る』




美緒「うんうん、でも進展はしたんじゃない？」




『そうかな？』




美緒「まぁその調子で頑張れ！」




ポンッと美緒が私の肩を叩き、立ち上がる




美緒「じゃあ帰るね、そろそろ師範帰ってくるだろうし」




『そっか、ありがとうね』




美緒「いいえ〜」




私は軒先まで美緒を見送った




ーーーーー
柊「にゃー」




『柊〜！』




屋敷に戻ると私の寝室から柊が出て来た




いつも美緒と女子会をする時はあまり出て来ない、柊も男の子だし気を使ってくれてるのかな？




それとも可愛い美緒に照れてる？




どっちにしても…




『可愛いね〜！私の柊〜！』




柊を抱っこして胸に抱く




コンコン…




『…？』




あれ？師範？いや…師範なら普通に入ってくるだろうし…美緒が忘れ物でもしたのかな？




私は柊を抱いた状態で玄関に向かう




『は〜い』




カラカラ…




「来ちゃった」




『…………………えっ…？』




戸を開けた先に立っていたのは、師範でも美緒でもなかった




柊「にゃー」




「うん、柊もこんにちは、今日も僕の姫花の腕の中で幸せそうだね」




『無一郎!?』




戸を開けた先に立っていたのは、霞柱…時透無一郎だった

陸ノ恋 【恋愛対象】→←肆ノ恋 【良き友、良き相談相手】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す