【鬼滅の刃】大正☆ツンラブ★ストーリー 【嘴平伊之助】【時透無一郎】

拾漆ノ恋 【朝】 ページ18

『おはよう、美緒！』




美緒「手伝うよ」




『本当!?ありがとう！じゃあ料理は出来てるから運ぶの手伝ってくれる？』




美緒「えっ!?これ全部姫花が作ったの!?」




『うん』




私が頷くと、美緒は「はえ〜！」と目を大きく開いて料理を運んでいった




そりゃあ6人居るからね…朝起きたときまだ少し暗かったもん




美緒「残り全部運ぶからさ、皆起こしてきてくれる？」




『分かったありがとう』




私は台所を出て部屋への階段を登る




すると上から足音が降りてきた




カナヲ「おはよう」




『おはようカナヲ』




髪留めをつけながらカナヲが降りてきた




カナヲ「ごめんね遅れて…朝ご飯手伝うね…」




『うん、ありがとう私も伊之助達起こしたら行くから』




カナヲは頷き、私とすれ違って台所へと向かった




私はそのまま登り、男子部屋の扉を叩く




コンコン…




炭治郎「どうぞ」




あっ…炭治郎は起きてる




ガチャ




炭治郎「おはよう姫花、よく眠れたか？」




『うん、炭治郎は？』




炭治郎「俺もだ、今起きたばかりでまだ起こしてないんだ…」




そう言って、炭治郎は眉を下げながら善逸と伊之助を見た




いびきをかく金髪君と、布団をはぎ大の字で寝る猪を見て、私は炭治郎の方を見た




『良いの、起こすために私来たから』




炭治郎「じゃあ…お願いしても良いか？」




私が頷くと、炭治郎は多分顔を洗いに行った




私はゆっくり善逸の隣にしゃがむ




そして…




姫花「朝だよぉぉぉぉ!!!善逸ぅぅぅ!!」




全力で叫ぶ！




善逸「ギャアァァァァァ!!!!!」




耳の良い善逸にはちょっと可愛そうだけど、これが一番効く




一通り叫び散らかした善逸は、息を切らしながら私を見た




『おはよう善逸！良い朝だね！』




善逸「ひ…姫花ちゃん…もうちょっと…起こし方…どうにかなんない…？もっとさ…こう…目覚めのチューとか…」




『次伊之助〜』




善逸「無視しないでよ!!姫花ちゃん!!!」




ギャーギャー言う善逸を背に、伊之助の隣にしゃがむ




『伊之助〜！朝だよ〜！』バシバシ




伊之助のお腹を叩きながら起こす




「筋肉バカだから、姫花ちゃんの叩きならなんともないよ」って後ろで叫んでる人が言ってたから




多分…大丈夫




『伊之助？朝だよ！朝ごはん要らないのね!?』




カバっ！




『わっ！』




伊之助のお腹を叩いていた手は、いつの間にか掴まれていた

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• 金　運: ★☆☆☆☆
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