79話 【手紙】 ページ7
やっぱ寝顔かっこいいな…
『善逸…起きて〜…』
頬を指でツンツンしながら声をかける
『耳良いから聞こえてるでしょ、炭治郎達もう起きたよ』
善逸「んー…………して…」
『え…？』
うまく聞き取れなかったから、今度は少し耳を近づける
善逸「接吻…して」
『え…!?』
善逸「さっき…出来なかった…」
善逸が身体を仰向きにして、片目を開ける
善逸「良いでしょ…？」
『はぁ…』
私は、頬に軽く口づけした
善逸「ちょっと…口は…？」
『わがままだなぁ…しないです』
善逸「自分からするなら良い？」
『自分からも…』
『駄目』と言う言葉を、善逸の唇が塞いだ
善逸「音が"良い"って言った…」
私は、少し眉を潜めて部屋を出た
善逸「あぁ〜、起きるから待って！」
ーーーーー
食卓に戻ると、いつも通り伊之助は食べ始めていた
そのあと、みんな集まってご飯を食べた
アオイのご飯美味しいなぁ…
ーーーーー
ご飯を食べたあと、庭に出る
上を向き、両手を口隠しの上から口の横に置く
『千〜利〜！』
すると、「カァカァ」と鳴きながら千利が私の肩に止まる
『おはよう、手紙来た？』
千利「オハヨウ…ウン、来タヨ」
千利は足を前に出す、そこには待っていた手紙が付いている
『ありがとう』と千利の頭を人差し指で撫でる
少し撫でると、バサバサと音を立て千利は飛び去って行った
手紙の相手それは…
『月花様…』
だいぶ前に手紙を出した、元気に過ごしている事や柱様達に会ったことなどを書いた
でも、一番聞きたかったのは…夜の呼吸の幻の型の事
霞柱様に話してから、ずっと気になっていた
月花様は柱合会議に来られない、「距離が遠いから」と聞いているけど、他に理由があるのだと思う
深く追求しようとは思ってない
私は縁側に座って手紙を開く
ー Aへ ー
元気に過ごせているようで心から安心しました
久しぶりに、大好きな柱の人達の事も聞けて嬉しかったわ
そして、聞きたいのは幻の型の事よね
夜の呼吸には、仲間を守る型がある
漆ノ型や肆ノ型のような、そして漆ノ型の型は自らの血を使う
幻の型も同じよ、でも…使うのは血ではない
私も一度しか使ったことが無いの、その型の名前は
夜の呼吸
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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あずきいろ
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ゆり - とても良かったです。ありがとうございます。お疲れ様でした。ありがとうございました。 (2021年10月24日 20時) (
レス) @page40 id: b7d6d649b3 (このIDを非表示/違反報告)
空 - alice roseさん» とんでもなぁい(*;[];)......改めましておめでとうございます！素敵な作品を作っていただいたこと感謝いたします私全く飽きずに全部一気に読めるくらい話が入りやすく面白かったです！お疲れ様でした (2020年9月25日 19時) (レス) id: 04eeb6e7ed (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - 空さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて本当に嬉しいです(≧∀≦)何度もネタに迷ったのですが、無事に完結できて良かったです。最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m (2020年9月25日 7時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
空 - 完結おめでとうございます！いいお話すぎ (2020年9月25日 0時) (レス) id: 04eeb6e7ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：alice rose x他1人 | 作成日時：2020年9月11日 21時
