【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続・続編」

100話 【大丈夫だよ…！】 ページ31

お願い…炭治郎…！




ーーーーー
しばらく走ると、大きな穴が空いているのが見えた




伊之助「外だぞ！」




私達は穴から外に出て、辺りを見回す




カナヲ「居た！炭治郎！」




走り出すカナヲの後を追う




炭治郎は顔にひどい怪我を負っていた




『炭治郎…！』




村田さんが必死に炭治郎の胸を押している




伊之助「何処だ！鬼舞辻の野郎は！」




伊之助は「感じたぜ！」と走り出す




『炭治郎…死なないで、私達が鬼舞辻を地獄に落とすから』




そう告げ、伊之助を追いかける




ーーーーー
鬼舞辻…




そこには奇妙な姿をした男が居た




霞柱様達と攻撃をする




もう少しで日が昇る！




すると鬼舞辻の姿が胎児に変わった




どういう事…？と戸惑っていると




日が昇った…




ボロボロと鬼舞辻が消えていく




善逸「終わった…」




カナヲ「早く炭治郎の元へ！」




炭治郎の元に走る




ーーーーー
炭治郎の後ろ姿が見える




良かった…立てるほど回復し…




私達の方を振り返る炭治郎を見て驚愕する…




…！




なん…で…？




どうして…炭治郎から




鬼の感情がするの…？




『炭治郎…？』




炭治郎「………」




炭治郎は何も言わずに私達に向かって来た




善逸「やめろ！炭治郎!!!」




？「お兄ちゃん!!!」




突然の声に驚く




声の主は…禰豆子だ…




『禰豆子…！駄目！』




禰豆子は炭治郎に飛びつく




禰豆子「お兄ちゃん、やめて！」




霞柱様「どうすれば良い…鬼舞辻は死んだ！鬼は居なくなるはず…なのに」




善逸「俺達に出来る事は…」




私達に出来る事…違う…"私"が出来る事…




『禰豆子…！そこをどいて！』




禰豆子「Aさん…！」




『炭治郎を助けられる』




私の一言に全員が同じ反応をする




『だから退いて…大丈夫、炭治郎を殺したりなんてしない』




優しく微笑むと禰豆子は私の後ろに走ってきた




善逸「Aちゃん…何するの？」




霞柱様「A…！」




振り返り微笑む




『皆安心して！炭治郎は戻って来るよ！』




善逸 霞柱様「Aちゃん…！ A…！」




『善逸、霞柱様、ごめんなさい…きっと怒ると思う…けど、これで良かったって思えるから…』




振り返り炭治郎を見る…




『炭治郎！』




そう呼び炭治郎の前に移動する、そして微笑んだ




『夜の呼吸 幻(げん)ノ型』




グサッ！




『魔美夜』

101話 【ごめんね…】→←99話 【良かった…無事で…】

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