【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続・続編」

89話 【次元の違う修行】 ページ18

『ほら、せっかく炭治郎が運んでくれたんだから、訓練再開するよ』




善逸「く…訓練!?」




すると善逸は飛び起きて、炭治郎に怒りながら太刀を振るっている




そのあと、また訓練が始まった




ーーーーー
「庭で練習しろ」と言われ、善逸や他の隊士と庭に向かう




私はとりあえず、太刀を振る




ふと足元や周りを見ると、善逸を含めた隊士全員が突っ伏している




善逸の横にしゃがんで、声をかけようとした瞬間…




ドゴン!!




急に家を壊しながら、炭治郎と風柱様と男の子が出てきた




善逸「うわぁぁ！戻って来た戻って来た！血も涙もない男が、伏せろ！失神したふりだ！Aちゃんも！」




善逸はしゃがんでいた私を、庇うように抱いた




炭治郎達の方を見るとボコボコにやりあっている…




炭治郎「善逸！A！玄弥を逃してくれ〜！頼む！」




あの子…玄弥って言うんだ




善逸は立ち上がり、玄弥の腕を引いて反対の手で私の手を引いた




走りながら善逸が玄弥に何かを言ったら、善逸が思いっきり殴られた




『ちょっと！』




私は倒れ込む善逸を支えながら、玄弥を見る




善逸「あっ、赤い瞳…大丈夫だよAちゃん」




『そう？』と善逸から手を離す




しばらくしてからお屋敷に戻った




ーーーーー
風柱様の稽古は中止になった、荷物を持ちながら千利を待つ




千利「次の稽古ハ、岩柱 悲鳴嶋行冥ノ元ヘ」




千利の指令を聞き、炭治郎と善逸とで岩柱様の稽古場所ヘ向かう




ーーーーー
炭治郎「あっ！滝がある！」




炭治郎が指差した方向を見ると、凄い音を出しながら流れ落ちる滝が見えた




凄い…滝なんて始めて見た…ん？




炭治郎 善逸 A「うわぁぁ!!」




そこには、念仏を唱えながら滝に打たれる伊之助が居た




岩柱様「心頭…滅却すれば…」




後ろからの声に私達は振り向く




岩柱様「火もまた涼し…」




そこには、炎に包まれながら木を背負う岩柱様の姿があった




岩柱様「ようこそ…我が修行場ヘ…」




炭治郎 善逸 A「うわぁぁぁぁ!!!」




ーーーーー
岩柱様の稽古は、滝に打たれる修行、丸太を三本を担ぐ修行、岩を一町先まで押して運ぶ修行の3つ…




今までと次元が違う…岩柱様は"簡単"と仰っているけど…岩柱様は人間で合ってますよね…？




善逸「……」




横を見ると善逸が気絶していた、受け止めながら言う




『すみません、善逸が気絶しました』

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