【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続・続編」

87話 【お久しぶりです、風柱様】 ページ16

蛇柱様「魔美夜のようになれ、ゴミ共」




あぁ…ごめんなさい…隊士の皆さん…




私は善逸と交代する




善逸「えっ！Aちゃん、もう合格!?」




『うん』




善逸「嘘でしょ!?また離れちゃうよぉ…」




『ごめんね…でも、しょうがないんだ…ちゃんと待ってるから、頑張ってね』




善逸の頭を撫で、外に出る




ーーーーー
千利「次ノ稽古ハ、風柱 不死川実弥ノ元ヘ」




風柱様…あまり良い印象を持たれてなさそうだな…




周りを見ると、隊士の姿が殆ど見えない




不安な気持ちで歩き始めた




ーーーーー
風柱様「お前だけか？」




腕組みをしながら、お屋敷の塀にもたれかかる風柱様が仰った




『はい、お久しぶりです…風柱様』




私は、一礼する




風柱様「俺は伊黒程優しくねェぞ…？」




『承知しています、それでも…喜んで受けます』




風柱様は腕組みをしながら私に歩み寄る




風柱様「お前、やっぱ変わってんなァ…前にあった時もそうだけどよォ」




ため息をつきながら風柱様が仰る




『あの時は柱様とは知らず、失礼な事をして申し訳ありませんでした』




私は頭を下げた、するとその頭に手のような感触が乗る




風柱様「謝んな、俺も気絶させて悪かった」




ゆっくり頭をあげると、風柱様は手をおろした




風柱様「時透を基準に、皆お前を褒めるんだよォ…伊黒の所も2日で終わったんだろ？」




『はい』




風柱様「一応稽古は最低でも3日はつける…けど…お前なら大丈夫だ…」




「こい」と言われお屋敷に上がった




ーーーーー
対面になり構える




風柱様「ただ打ち込めば良い」




『はい』




そして訓練が始まった




速い、流石風柱様…でも…！




タンッ！




当たった…




風柱様「お前、本当に庚かァ？」




『はい』と拳に階級を表す




風柱様「どうする？まだやるか？」




『お願いします』と頭を下げた




その日は夕方まで打ち込みをした、流石に疲れたけど…風柱様に褒められた事を思い出しながら眠った




ーーーーー
次の日に善逸達が来た




絶叫しながら、風柱様と打ち込みをしている




最中に風柱様が私に言う




風柱様「魔美夜言ってやれェ！『お前私より弱いわ』ってなァ！」




善逸「ちょっとおかしいでしょ！」




『大丈夫だよ善逸！此処で応援してるからね！』




善逸「うおぉぉぉ!!!Aちゃぁぁぁん!!」




善逸の動きは速くなったけど、風柱様には当たらなかった

88話 【やっと、追いついたよ】→←すみません

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