【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続・続編」

86話 【甘露路のお気に入り】 ページ14

蛇柱様からとんでもない幸せの感情が伝わって来る…！




蛇柱様「気に入った、魔美夜A！お前は俺と甘露路との共通の話題だ、感謝しろ！」




『あっ…はい！ありがとうございます！』




何か分からないけど、気に入られたみたいで良かった…




ーーーーー
蛇柱様の稽古は太刀筋矯正、1人1人訓練して下さるそう…




なんでだろ…他の人は…？




そんな事を考えながら訓練部屋に入る




蛇柱様「この障害物を避けつつ太刀を振るってもらう」




処刑場ですか…？




そこには、縛り付けにされている隊士が何十人といた




『あの…彼らはどうして…こんなことに？』




蛇柱様「弱い罪、覚えない罪、手間を取らせる罪、イラつかせる罪と言った所だ」




わぁ…なんてことだ…




蛇柱様「魔美夜、お前はこいつらのようにはならないよな？」




蛇柱様が、恐ろしい目つきで迫る…期待されているのもあり、倍怖い…




『は…はい…』




そして訓練が開始した




他の隊士を傷つけないよう、蛇柱様の攻撃を避ける…でも、いつまでも避けるばかり




ーーーーー
途中休憩が入った




蛇柱様「今までの馬鹿隊士達と格が違うな」




汗を拭っていると、後ろから蛇柱様が仰る




『そうですか…？蛇柱様の攻撃を避けているだけで、一撃も当たっていません』




蛇柱様「俺の稽古は今日が初めてだろ？1日で当てられたら、それはもう柱だ、俺が言いたいのは…」




ポンッと蛇柱様が私の頭に手を置く




蛇柱様「甘露路や前の柱稽古で学んだ事を、しっかりと活かせていることだ、宇髄の基礎、時透の高速移動、甘露路の柔軟…」




そういえば、訓練の間もそればかり考えてた




蛇柱様「今日はもう終わりで良い、お前の隣にいた金髪頭と交代しろ」




『はい、ありがとうございました』




私は一礼して、善逸に声をかけた




ーーーーー
次の日になり、また訓練を開始した




蛇柱様の攻撃は、本当に蛇のような動きをなさる…けど恋柱様の柔軟のおかげで避けられる




シャッ！




斬った！




私の攻撃が当たり、蛇柱様の羽織を斬った




蛇柱様「魔美夜」




『は、はい』




やばい…羽織斬ったこと怒ってらっしゃる…？怒りの感情は無いけど…




蛇柱様「ここに来て何日だ？」




『2日です』




蛇柱様「良くやった、お前を認める」




『ありがとうございます！』




すると、蛇柱様は隊士を見て仰った




蛇柱様「魔美夜のようになれ、ゴミ共」

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