82話 【上書き】 ページ10
後ろから善逸の声と腕が回ってきた
『ちょ…善逸…』
霞柱様「………良いですね」
霞柱様からはあまり良い感情は伝わって来ない
『霞柱様送るから、離して』
一向に腕の力は緩まない
霞柱様「良いよ、帰れるから」
『でも…』
チュッ!
善逸 A「…!」
霞柱様は口隠しをめくり私の頬に接吻した
霞柱様「エヘッ…!じゃあね!」
そう言って霞柱様は玄関に走っていった
善逸「あいつっ!」
『ちょっと!』
善逸の羽織を掴み引き止める
『怒らないであげて、霞柱様から嫌味や悪気の感情はしなかったよ…』
善逸「嫉妬の音はしたよ…?」
善逸が振り向いて口隠しをめくる
善逸「何処にされた?」
『左…頬…』
チュッ…
『あっ…』
善逸は霞柱様がした所と全く同じ所に、口づけをした
離れて口づけした頬を撫でながら言う
善逸「上書きしとかなきゃね」
善逸が口隠しを下ろし、小悪魔のように笑う
『か、鍵閉めてくる…!』
恥ずかしさに耐えられず、玄関に逃げ出す
カチッ…
善逸は積極的になると、感情が読みづらくなる…
『はぁぁ…』
呼吸と心を落ち着かせながら廊下を歩く
ーーーーー
ガチャ…
ドンッ!
『痛!』
扉を開けた瞬間、突然前に現れた何かとぶつかる
炭治郎「A!大丈夫か!?」
炭治郎が駆け寄り、立たせてくれる…前を見ると伊之助がいた
伊之助「わりぃ、A子」
『大丈夫だけど、何してたの?』
伊之助「紋逸かと思って突進したら、お前だった」
『…そう』
何で善逸に突進するの…?という疑問は出なかった、伊之助の事だから大した理由じゃないと思う
炭治郎が炭治郎のベッドに座らせてくれる…
『ありがとう』
炭治郎「良いんだ、善逸はどうしたんだ?」
『もう少ししたら来ると…』
ガチャ…
善逸「あれ?皆どうしたの?」
伊之助が善逸に説明する…するとやっぱり言い合いになった
炭治郎「ほら!もう寝るぞ!」
しばらくしてから、皆眠りについた
ーーーーー
1週間経った…
朝ごはんを食べ終え、善逸達と庭に居ると鴉と雀の鳴き声が聞こえてきた
千利「柱稽古開始、最初ハ元・柱 宇髄天元ノ所ヘ」
音柱様…あぁ、私とアオイの代わりに善逸をゆうかく?に連れて行った方だ
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ゆり - とても良かったです。ありがとうございます。お疲れ様でした。ありがとうございました。 (2021年10月24日 20時) (レス) @page40 id: b7d6d649b3 (このIDを非表示/違反報告)
空 - alice roseさん» とんでもなぁい(*;[];)......改めましておめでとうございます!素敵な作品を作っていただいたこと感謝いたします私全く飽きずに全部一気に読めるくらい話が入りやすく面白かったです!お疲れ様でした (2020年9月25日 19時) (レス) id: 04eeb6e7ed (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - 空さん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて本当に嬉しいです(≧∀≦)何度もネタに迷ったのですが、無事に完結できて良かったです。最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m (2020年9月25日 7時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
空 - 完結おめでとうございます!いいお話すぎ (2020年9月25日 0時) (レス) id: 04eeb6e7ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:alice rose x他1人 | 作成日時:2020年9月11日 21時