【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続・続編」

84話 【恋柱様の柱稽古】 ページ12

霞柱様「君たちは駄目だよ…Aの動き見た？君達も出来るなら、とっくに許可出してるよ」




『あぁ…』




ーーーーー
千利「次の稽古ハ、恋柱 甘露路蜜璃ノ元ヘ」




善逸と伊之助は霞柱様の許可が出なかったから、1人で恋柱様のお屋敷に向かう




周りの隊士の方たちは、みんな息を切らしながら走っている




1人に心配の声をかけたら、「君…柱？」と言われた




ーーーーー
恋柱様「きゃあ！Aちゃん、久しぶりね！」




『お会いできてとても嬉しいです！恋柱様！』




恋柱様の稽古は柔軟




少し露出が激しいけど、動きやすい服に着替えた




初日は、音楽に合わせて身体を動かすという感じだった




音楽の音程に乗り、手足を伸ばしたり回転を入れたり、飛んでみたりした




途中から音楽に集中するために、眼を閉じた




音楽が終わって眼を開くと、恋柱様を含めた隊士全員視線が私に向けられている




えっ…怖いよ、何か違った…？




恋柱様「凄いわAちゃん！なんて可憐で綺麗な踊りなの!?」




恋柱様が私の手を握りながら、とびっきりの笑顔で言う




隊士「本当に…見惚れた…付き合って下さい！」




1人の隊士が私に右手を差し出す




でも、"好き"という感情は伝わって来ない…それに私は善逸一筋だから…




『ごめんなさい…私もう付き合っている人が居るの』




隊士は、「そんな…」と崩れ落ちる




恋柱様「きゃあ！素敵だわ！」




すると隊士の中で、彼氏は霞柱様と言う話が出ていたので否定しておいた




前の霞柱様の稽古を、一緒に受けていた隊士がいたらしい




ーーーーー
次の日になり、善逸と伊之助と合流する




『善逸！伊之助！』




伊之助「よう！」




善逸「Aちゃぁぁぁん!!会いたかったよぉ！あいつさ、絶対ワザと俺にだけ辛い稽古つけてきたんだよぉ！」




伊之助の後ろから出てきた善逸が、私に飛び付いて来た




全体重をかけられて、支えるので手一杯…




『が…頑張ったね…』




善逸は泣きながら立ち上がった




恋柱様「みんな、いらっしゃい！」




すると、恋柱様が玄関からお顔を出した




善逸「ぎゃぁぁ!!こんな綺麗な人に稽古つけてもらえるんですか!?」




善逸は恋柱様を見るやいなや、一緒で惚気顔になる




確かに恋柱様は可愛いし、愛らしいし、お強いし、優しい素敵な方だから嫉妬は全くない




恋柱様と一緒に訓練部屋に向かった

85話 【合流】→←83話 【柱稽古開始】

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