【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続編」

42話 【ごめんね、伊之助】 ページ7

親子丼を完成させて、食卓に並べた




きよすみなほちゃん「いただきます！」




カナヲ「親子丼だ…いただきます」




『あれ…？蟲柱様は？』




なほちゃん「もぐもぐ…任務に行かれてひまひまひた」




『そっか』と、私は蟲柱様の分を冷蔵庫に取っておいた




ーーーーー
食べ終わった食器を洗う




アオイ「A！」




振り向くと、アオイが嬉しそうにおぼんを持って台所に入って来た




『おかえり、伊之助食べてくれた？』




アオイ「えぇ、とっても喜んで食べてたわ、善逸さんも「美味しい」ってうろたえてた」




『良かった』とアオイが持ってきた空の食器を見て嬉しさが溢れる




二人で洗い物を終えて私は部屋に戻った




ーーーーー
ガチャ…




善逸「あっ！おかえりAちゃん、今日も美味しかったよ〜！」




『ありがとう』と善逸と伊之助のベッドの間にある椅子に座る




『伊之助も完食してくれてありがとう』




伊之助「何で…来てくんなかったんだ？」




伊之助が俯きながら言う




『誰が？』




伊之助「お前だよ！紋逸が言ってた事と違うじゃねぇか！」




伊之助が私の肩を勢いよく掴んだ




その衝撃で伊之助の被り物が落ちる…




伊之助の綺麗な顔と眼が合う




『善逸と何を話したの？私は皆にご飯を作ってただけだよ…？』




伊之助が少し手の力を緩める




伊之助「紋逸は…」




伊之助はグイッと私の頭を引っ張って耳元で言った




伊之助「お前に食べさせて貰ったって…」




えっ？となる




善逸「お前！何でAちゃんに近づいてんだよ！それに俺耳いいから、全部聞こえてんだよ馬鹿！まつ毛！」




伊之助が急いで被り物を被った




『ご…ごめんね、その…アオイが持っていった方が料理に集中出来るから、持って行ってもらったの』




伊之助「あれ…お前が作ったのか？」




『うん』




伊之助は私と反対、炭治郎の方を向き寝た




善逸「Aちゃん…」




善逸が私の羽織の裾を掴む、静かに善逸のベッドに座った




善逸「俺…伊之助に自慢したくて、Aちゃんに食べさせて貰った事を話したんだ…そしたら期待しちゃったみたいで」




善逸が眉を下げながら言う




そうだったんだ…じゃあ明日は食べさせてあげようかな…？




善逸「優しいね…」




善逸の方を見る




善逸「食べさせてあげるんでしょ？」




私がうなずくと善逸は私の頭を撫でて、眠った

アオイ編 【あんな完璧な人にはなれない】→←41話 【お粥と天ぷら】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す