【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続編」

67話 【素の霞柱様】 ページ44

炭治郎「いや…そんなにAにくっついて…前まではその…冷たいというか男らしいというか…」




霞柱様「あー…」




霞柱様は静かに離れる




そしてすぐに善逸が後ろに来て私の手を繋ぐ




霞柱様「前までは、Aに男として頼って貰いたくて記憶が戻っても素の僕を我慢してたの、心の中はAの事が好きすぎて狂いそうだった」




『す…好き!?』




霞柱様「うん、今も好きだよ…？」




『えっ？あっ…ありがとうございます(？)』




霞柱様「けど…A鈍感だから全然振り向いてくれなくて、そこの黄色と喧嘩したとき奪おうかと思ったんだけど…」




霞柱様が善逸を睨む




霞柱様「そいつがAの事を幸せにするって誓ったから、とりあえず諦めることにしたの、とりあえずね」




『誓った？』




後ろから口をつままれた




伊之助「何でとりあえず何だ？」




霞柱様「いつか、振り向いてくれるかもしれないからっ！」




霞柱様はニコニコしながら言う、こんな霞柱様初めて見た…可愛い




善逸「あっ!Aちゃん！今、あいつの事可愛いって思った！」




善逸が手を離し私の顔を覗く




霞柱様「えっ!?」




ドンッ！




善逸「痛っ！」




霞柱様が善逸を突き飛ばし、私の手を握る




霞柱様「嬉しい…もう我慢しないでいっぱい甘えるね！「好き」もたくさん言うし、たくさん抱きしめるし、たくさん接…」




善逸「おい…餓鬼…それ以上は許さないぞ…」




『あっ…待って待って…喧嘩は』




始まっちゃった…何故か伊之助も混ざってる




『あっ…』




突然炭治郎に手を引かれ、ベッドに座る




炭治郎「さっきも言ったけど、俺は善逸とAの事応援してるから」




『ありがとう炭治郎』




炭治郎「けど…」




炭治郎が私の頭を寄せ耳元で言う




炭治郎「たまには…甘えさせてくれ…」




『うん』




炭治郎「さぁもうやめるんだ！」




善逸「…分かったよ」




霞柱様「…」




伊之助「つまんねぇの」




一瞬でおとなしくなった、炭治郎凄い…




伊之助「俺、お前のこと諦めるってやつするわ！」




『うん、ご飯はいつでも作ってあげるし、最近はアオイに教えてるからアオイにも作ってもらいなよ』




伊之助「おう！アオコー！」




ドタドタ！




あっ…今とは言ってな…まぁいっか




霞柱様「じゃあ…Aに会えたし気持ち伝えたし帰ろっかな…またねA、炭治郎、黄色」




善逸以外は手を振った

68話 【協力するからね】→←66話 【嫁】

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