【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続編」

40話 【単独任務】 ページ5

ほら…もう、やめてよ…期待させるのは




アオイ「善逸さん！やっと見つけました！包帯を取り替えるので部屋に戻って下さい！」




善逸「いや…でも」




「駄目です」とアオイが善逸の背中を両手で押しながら部屋に連れて行った




私は料理再開した




分かってる…あなたは…綺麗で優しいあの子が好き…




ーーーーー
料理を完成させ皆を呼ぶ




部屋に料理を乗せたおぼんを持っていく




ガチャ…




善逸「あっ…Aちゃん」




『今日からはお粥じゃなくて皆と同じものにしたんだけど良い？』




善逸「もちろん！Aちゃんが作ってくれて、食べさせてくれるならなんでも嬉しいよ！」




『もう食べさせないよ』




善逸「え？」




『いや…歩いて台所まで来てしかも…』




抱きしめられた事を思い出し言葉が詰まる




『…とにかく、もう元気だから自分で食べて！』




私は部屋を出た




千利「A、司令ヲ伝エマス」




千利が肩に止まり言う




そういえば…最近司令が無かった…




『アオイ！善逸が食べ終わったら…』




アオイ「わかってるわ、行ってらっしゃい！」




お礼を伝えて蝶屋敷を出た




ーーーーー
少し離れた山に来た




あっ…鬼居る…




私は口隠しをおでこまで上げる




『夜の呼吸 壱ノ型 月美夜行(つきびやこう)』




月美夜行は近距離なほど威力が増す突き技




ジュワァ〜




『終わり…？千利』




千利「…」




千利は大体、必要なことしか話さない




『まだ居るのね…』




私は森の奥まで走った




居た…居た…




『夜の呼吸 弐ノ型 夜霧(よぎり)』




夜霧はいわゆる横切りと同じ、けど刀の先が霧のように見えづらくなる




『…!?』




避けられた…




鬼「生意気ね…」




鬼の前で手を腰の横で少し開き、足で少し弾んで言った




『ごきげんよう、いきなりですけど…死んで下さる？』




『夜の呼吸 捌ノ型 暗美露(あんびつゆ)』




暗美露は一体集中の連続突き技




『おやすみ』




最後に頸を刺し、鬼は消えた




千利「オ疲レ様…蝶屋敷ニ戻リマショウ」




千利が肩に止まる




帰り道を歩きながら刀を見る




『結構刃こぼれしちゃったな…』




一回技を無駄にしたり、突き技を多めに使った




『今日は半月かな…？』




ーーーーー
蝶屋敷に戻り部屋に入る




善逸「おかえり、Aちゃん！」




「やっと戻ったか！おA！」




伊之助!?

41話 【お粥と天ぷら】→←善逸編 【俺が言った好きは…】

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