【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続編」

善逸編 【何で…?】 ページ35

フー…お腹いっぱい、今日もAちゃんのご飯美味しかっなぁ…




『ん？あっ！禰豆子ちゃん』




部屋の扉から禰豆子ちゃんが覗いていた




『どうしたの？炭治郎はまだ起きてないよ』




禰豆子ちゃん「こ…こっち」




禰豆子ちゃんに手招きされ着いていく、着いたのは禰豆子ちゃんの部屋




中で座っていると、禰豆子ちゃんが両手で5つのお饅頭を持っていた




そして1つ俺にくれる




『ありがとう禰豆子ちゃん！』




お饅頭の包み紙を見る、あっ！これ…朝伊之助に食べられたのと同じだ




『このお饅頭食べたかったの良く分かったね！』




俺は禰豆子ちゃんに何処で手に入れたのかは聞かなかった、誰から貰ったのかも知れないし…




そう思いながら、お饅頭を食べる




『ん！しかもこしあんだ!禰豆子ちゃんは俺の好きな物何でも分かるんだね』




何にせよ俺にくれるなんて、炭治郎の妹だなぁ




禰豆子「よ…良かったねぇ」




『本当にありがとう、禰豆子ちゃん…大好きだよ！』




俺は禰豆子ちゃんの頭を撫でながら言う




炭治郎が起きるまでは、禰豆子ちゃんの兄代わりにならなくちゃな…




あれ？この音は…




音がする方を見る




『ん？Aちゃん？』




何であんな所で覗い…




バッ!




『あっ、Aちゃん！何で逃げるの!?』




俺はAちゃんを追いかけた




「Aちゃん！」




ガシッ！




細い腕を掴む




A「離して…」




『何で怒ってるの!?』




A「離してよ！」




Aちゃんは俺の手を振り解いて、こっちを見た




青色の瞳…




Aちゃんは、走り去ってしまった、追いかけようとしたけど…さっきの瞳を思い出した




氷のような冷たい青色…




Aちゃんの声も音も瞳も、怒ってた…




けど…悲しそうな音もした




『何で…？』




俺は振り解かれた手に言う…




俺…何かしたかな…




ーーーーー
俺は待った…




Aちゃんが帰ってくるのを玄関で待ち続けた…




禰豆子ちゃん「ど…どうしたの？」




『ごめん…禰豆子ちゃん、今はほっといて…』




禰豆子ちゃん「お…おやすみ」




『おやすみ』




ーーーーー
カラカラッ




帰ってきた…けど、知らない音がする




？「うん、そうだ…」




パチッ！




？「ね…」




A「善逸…」




『おかえり』




ガシッ！




突然男に腕を掴まれた




A「霞柱様!?」




？「待ってて…」

無一郎編1/3 【お出かけ】→←61話 【好きだから、悲しい】

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