無一郎編 【嘘が嫌いだからって…僕の…】 ページ3
『遅いな…』
僕は屋根のくぼみから様子を見る…
しばらくしてから、屋根に上がるAが見えた
良かった…
『今日は来ないかと思った…』
Aが振り返る
A「霞柱様…ごめんなさい」
『何で謝るの…？』
僕は座りながら聞いた
A「不服そうなお顔をしていらっしゃったので…」
やばい…顔に出てた…？
待ってたと思われるのが恥ずかしくて、僕は顔をそむけた
『Aさ…本当に正直だよね』
余裕そうにAの方を向いた
A「あっ…ごめんなさい…嘘とか嫌いで、つくのも…つかれるのも…」
良い子…僕は「ふーん」と興味しかないのに軽く言った
Aの腕を見る、いつもは日輪刀を持っているのに、少しシワになった袖しか無かった
『今日は刃こぼれ直さないの？』
「あっ」とAが日輪刀を抜く
…けど刃こぼれ一つない刀が出てきた
『綺麗じゃん…』
A「はい…」
いや…また正直に言われても…
それに日輪刀の手入れじゃないなら何しに来たの？
『どうして来たの？』
A「えっと…か…霞柱様に会い…に？」
Aの瞳がゆっくり桃色になってうつむいた
…は？何なの…？
…可愛いすぎるでしょ
『何それ…』
A「…？霞柱さ…」
ドンッ!
A「ま…？」
Aが悪い…僕を煽ったから…
僕は抑えられなくなって…
Aを押し倒した…
目の前に戸惑った顔のAが居る
身体が勝手にAの腕を抑える
僕は余裕そうに言おうとしたけど震えが残る
『ねぇ…A…』
Aの桃色の瞳と目が合う
『Aは…何でそんなに正直なの…？』
目線を動かさず言った
『嘘が嫌いだからって…僕の…』
自制を…解こうとしないで…
僕は我に返りAの腕を離した
Aがゆっくり起き上がる
『ごめん…』
A「いいえ…大丈夫です、怒っていたのですよね？」
『…え？』
A「きっと私が、霞柱様の気に触るような事を言ったんですよね」
そうだよ…僕はこんなに胸が張り裂けそうな位に我慢してるのに…
Aは余裕にしたり…瞳を桃色にしたり…ずるいよ…
「ごめんなさい」とAが謝る
『謝らないで良いよ…とりあえず、忘れて…』
A「はい…」
僕はその場から去った
はぁ…
好き…
善逸編 【俺が言った好きは…】→←39話 【期待させないでよ…】
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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alice rose - 我妻レイさん» 感想ありがとうございます(≧∀≦)修正致しました、教えて下さりありがとうございましたm(_ _)m後日談も楽しみにしていて下さい！ (2020年10月17日 12時) (
レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
我妻レイ - 面白いです！でも、第43話のところで、カナヲが おりがと と、いっていました。正しくはありがとではないでしょうか？細かいとこすみません！更新頑張ってください(*^^*) (2020年10月17日 8時) (レス) id: 652a598782 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - 麗さん» 教えて下さりありがとうございましたm(_ _)m修正致しました、他にも間違った所がありましたら教えて下さると嬉しいです。 (2020年10月14日 6時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 26ページ 三日間眼を覚まさなかった とありますが、目をではないでしょうか？ 眼なら、その後の炭治郎はまだ目を………の目も眼にするべきだと思います (2020年10月13日 8時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - タイトル追加しました！目印に使って下さると嬉しいです(≧∀≦) (2020年9月8日 16時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：alice rose x他1人 | 作成日時：2020年9月5日 18時
