【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続編」

47話 【玉壺】 ページ14

男の子は霞柱様に抱きついた




男の子は霞柱様に何か言いながら、感謝している




そして私にも感謝を述べた男の子と、視線が合うようにしゃがんだ




『私は何もしてないよ、無事で良かった』




私は微笑む




『私の名前は魔美夜A、君の名前は？』




？「小鉄です〜、なんて綺麗で高貴そうな方なのでしょう…」




この子が小鉄君…そう思っていると小鉄君が抱きついてきた




小鉄君「姫君と呼ばせてください〜！」




『え…！姫君だなんて…』




霞柱様「ちょっと…」




すると、霞柱様が後ろから小鉄君の腕を掴み私から離す




霞柱様「Aに触らないで」




小鉄君「…!?あなた姫君と知り合いなんですか？」




霞柱様「だーいぶ前から」




小鉄君「やっぱり気に入りません！前言撤回です！」




霞柱様「じゃあ…俺達行くから」




霞柱様は私の手を取り歩き始めた




すると小鉄君が泣きながら、「鉄穴森さん達が危ない」と助けを求めた




一度断ったけど霞柱様は小鉄君を担ぎ、反対の手を私と繋いだ




霞柱様「A足早くて偉いね、あと小鉄君喋ってると舌噛むから」




ーーーーー
しばらく走ると、霞柱様が一瞬で鬼の術を倒した




鉄穴森さんと小鉄君が再開し、私は微笑ましくその様子を見た




霞柱様「あなたが鉄穴森という人？Aと俺の刀用意してる？早く出して」




霞柱様の方を見ると鉄穴森さんと話をしている…




鉄穴森さん「銅鐵塚さん！」




吃驚したけど、すぐについて行った




ーーーーー
鉄穴森さん「良かった!!魚の化け物はいない!!あの小屋で作業してたんです、中には時透殿とA嬢に渡す刀もあります!!それを持ってすぐに里長の所へ向かってください!!」




…！鬼の感情！




『駄目です！』




私の言葉に霞柱様がすぐ反応して、鉄穴森さんを止めてくださった




私は小鉄君を止める




霞柱様「そうだね、A…来てる」




？「よくぞ、気づいたなぁ…さては貴様ら柱ではないか」




『私は違います…』




？「そうかいお嬢さん…そんなにこのあばら屋が大切かえ？こそこそと何をしているのだろうな、ヒョッヒョッ」




『…』




私と霞柱様は刀を構えながらポカンと聞いた




？「ヒョヒョッ初めまして私は玉壺と申す物、殺す前に少々よろしいか？私の作品を見て頂きたい」




『作品？』




霞柱様「何を言ってるのかな？」




玉壺「ではまずこちら」




そう言って玉壺が出したのは…

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