【stpr】愛する妹が彼氏を連れてきた【桃】【青】

16話【だからついて行ってやる】 ページ17

※莉犬くんカラーのお星様ありがとうございます！
ーーーーー
サングラスを首元に引っ掛けながら腕時計を見る、Aと電車で会う訳にはいかないから電車はずらして乗らないとな




ーーーーー
家を出て20分程経った、無事に駅でAと会ったりすることなく目的の遊園地に着いた




入場口でスマホをかざして入場してみたものの、A達がどこにいるかなんてさっぱり分からない…




取り敢えずウロウロしてみるか…




あっ、そうだ




Aを探すので忘れてたけど、サングラス付けなきゃ…




首元からサングラスを抜き取りかける、危ない危ない




Aやヤギ野郎にバレたら大変だからな、そのために帽子やマスクで変装してきたんだから




一応、今日は邪魔するつもりではないし…




はしゃぐAを見るついでに、ヤギ野郎の監視をするだけ




にしても…




『こんな人ばっかじゃ見つけられね〜よ…』




右見ても左見ても人、人、人…




いくら愛するAでも、はしゃぐ子供とその親や、制服姿のJK集団、チュロスをあ〜んし合うカップルなどの人混みの中から探すのは難しい




特に目立った物を身につけていたわけでもないし、やっぱりAが行きそうなところを探してみるか




俺より先とはいえ、A達だって来たばっかのはずだ




だからきっと、1番最新のアトラクションにAが乗りたがるはず…！




絶対的な自信と共に、俺はスマホで園内マップを表示して1番最新のアトラクションへと向かった




ーーーーー
『すっげぇな…』




来る途中から列っぽく並ぶ人がいるとは思ってたけど、まさかこんな長蛇の列とは思ってなかったぞ？




こんなに並んでまで乗りたいのか…




長蛇の列の中を背伸びで覗いて、愛する妹の姿を探す




『(あぁ〜見えずれぇ〜…！)』




Aは小柄の方だから隠れちゃってるかもしれない、なら逆にヤギ野郎を探した方が良いのか…




いや、それはなんか癪に障るな…やっぱりAを探そう




『ん〜…ここにはいないのか？』




「あの〜…」




『他のアトラクションに行ったかもしれないな…』




「すいません…」




『でも"Aはこれに乗る"ってお兄ちゃんの勘が言っt…』




「あの、すみませんっ!!!」




『…!!?はい!?』




視界の端の方から怒鳴られた俺は、慌てて近くで並んでいた女の子の方を見る




中学生くらいかな？なんか、すっごい睨まれてんだけど…

17話【やっと見つけた】→←15話【遊園地デートなんて許さない】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す