＊8話＊【覗き見】 ページ9
ちゃんと誤魔化さなきゃ…！
るぅとくん「そっか、そういえば前に言ってた新人の子は？」
『聖くんのこと？』
彼はハンバーグを食べながら頷く
『来てから3ヶ月くらい経ったしだいぶ慣れたみたい、凄く気が利いて良い子だよ』
るぅとくん「仲良いの？」
『まぁ、それなりに…指導役だったし』
るぅとくん「そういえば言ってたね、良い後輩が出来て良かったじゃん」
『うん…』
なんか、なんだろう…この違和感
『るぅとくんは？』
るぅとくん「ん？」
『るぅとくんは今日どうだった？』
私がそう聞くと、「僕は〜」と彼は口を開く
るぅとくん「いつも通り仕事して、後輩の子と取引先の人との打ち合わせに行って、残業無しで帰ってきた…！本当にいつも通りだよ」
そう言って笑う彼
でも待って…「後輩の子」？
『その後輩の子って、今年入ってきた新入社員さんだよね？』
るぅとくん「うん、そうだよ」
今年入ってきた新入社員の子、その子は…女の子だ
入って来たばかりの頃は、彼が先輩として仕事のやり方を教えていたみたい
私と聖くんのような関係なのかな…
それとも…
『その子、なんて名前？』
るぅとくん「えっ？
名前で呼んでるんだ…
『ううん、ちょっと気になっただけ！』
るぅとくん「そっか……ご馳走様でした」
手を合わせたあと、綺麗に完食されたお皿を彼は台所に運んでいく
空席になった目の前、ふとテーブルの端に置かれた彼のスマホが目に入った
ご飯はとっくに食べ終わってる、私も早くお皿を台所に持って行って洗わなきゃ…
分かってる、分かってるのに…私馬鹿なのかな
まだ彼が台所に…すぐそこに居るのに、私の手は彼のスマホの方への伸びて…
るぅとくん「A…！」
『……っ!!?』
どうしよう、バレた…バレたバレた…！
スマホを、覗き見しようとしたのがっ…
るぅとくん「その手どうしたの!?」
『えっ…？』
私の手が暖かい彼の手に包まれる
彼を見上げると、心配そうな顔で私の手を見つめている
『こ、これは…えっと…』
るぅとくん「切っちゃったの？」
『あっ、そう…そうなの、包丁でちょっとね』
『アハハッ…』と小さく笑って、お皿を台所に持って行こうとすると彼に止められた
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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真夏くん - 完結おめでとうございます‼️読んでいてとても楽しかったし疲れて居たのも吹っ飛びました‼️素敵な作品ありがとうございました‼️さところの小説も頑張って下さいね‼️私も勉強や推し活頑張ります‼️ (2023年1月22日 0時) (
レス) @page28 id: f7e7ccfad1 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - ゆう。さん» 最初から最後まで可愛いるぅとくんを書けて楽しかったです…楽しく読んで下さりありがとうございました！(●´ω｀●) (2023年1月18日 19時) (レス) id: 5ac7d243f3 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - おまめさん» 私の小説をご褒美にして頂けるなんて…嬉しい限りです！最後まで読んで下さりありがとうございましたm(*_ _)m (2023年1月18日 19時) (レス) id: 5ac7d243f3 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - 夏那子さん» ツボを付けて良かったです！ご愛読ありがとうございましたm(*_ _)m (2023年1月18日 19時) (レス) id: 5ac7d243f3 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - 闇時々兎さん» 最後まで読んで下さりありがとうございました！楽しく読んで頂けたようで、とっても嬉しいです！(●´ω｀●) (2023年1月18日 19時) (レス) id: 5ac7d243f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：alice rose
| 作成日時：2022年6月12日 8時
