【stpr】毎晩、私が寝ると彼氏が外出する【黄】

＊4話＊【完璧な彼】 ページ5

※順位16位、すとぷり関連1位、沢山の評価とコメントありがとうございます！
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ベットの脇にしゃがんで私を見つめる、彼がいた




手を伸ばせば彼のほんのり暖かい頬に触れられる




なんか、暖かい空気に触れてるみたい…




るぅとくん｢僕？そりゃあいるよ、まだ寝ぼけてる？よく眠れなかった？｣




そう言って彼は、片手で彼の頬に触れる私の手を握り、もう片方の手でボサボサになった私の髪を整えるように頭を撫でた




｢よく眠れなかった？｣って当たり前じゃない…




でも『るぅとくんのせい』なんて言える訳もなく、『ううん』と首を振っておぼつかない足取りで洗面所に向かった




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『朝ごはんありがとう』




るぅとくん｢ううん、たまには僕もお料理しないとね｣




寝坊したせいで、今日は彼に朝ごはん用意させてしまった




罪悪感がある中、久しぶりに彼の朝ごはんが食べれるのが嬉しい…




席について、『いただきます』と2人で食べ始めた




るぅとくん｢どうどう？｣




『うん、凄く美味しいよ』




るぅとくん｢へへっ…良かったぁ！｣




料理まで上手なんて…本当に彼は完璧だな




やっぱり私には勿体ない…




思えば、彼はどうして私なんかを選んでくれたんだろう




私は…何かすごい特技がある訳でもない、顔が特別綺麗な訳でも、スタイルが抜群な訳でもない




私よりも、もっともっと素敵な女性はこの世に沢山いる…




だから、いくら彼でもチョロチョロと惹かれて行っちゃったり…




『………っ』




るぅとくん｢…？Aどうしたの？…っ体調悪い!?｣




『…!?へっ…あっ、ううん何でもないよ！』




変な顔してたのかな…




慌てて笑顔を作ると、彼は｢そう？｣と食事を続けた




私もそのまま食事を続けて、仕事に行く準備を始めた




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『はぁ…』




未来「こらこら、幸せが逃げちゃうぞ〜」




『もう、どうしたらいいの〜!?』




仕事の休憩時間、スタッフ用のロッカーなどがある休憩室の長椅子に座ってため息と嘆きを吐く




そんな私の隣に同じ仕事仲間であり、高校時代からの親友の未来(みくる)が座った




未来「注文間違えたり、ストロー落としちゃったり、ミルク詰め替えるの忘れたりなんてよくある事だよ」




『ごめん、私が嘆いてたのはそっちじゃない…でもそっちも相当酷いよね』




例の件が気になって、未来の言う通り今日は失敗ばかり起こしてしまった

＊5話＊【相談】→←＊3話＊【証拠】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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西 - この方角に福があるはずです

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