【stpr】毎晩、私が寝ると彼氏が外出する【黄】

＊25話＊【全ての答え】 ページ26

るぅとくん「でも、時間が取れるのが夜だけで…疲れてるAを起こすのは可哀想だから、こんなコソコソする形になっちゃったんだ…本当に、ごめんね…？」




じゃあ本当にるぅとくんは、この猫ちゃんたちの世話をしに来てただけ？浮気じゃない…？




『あぁもう、なんだぁ…』




安心から腰が抜けちゃって、その場にヘタリと座り込むと彼も慌ててしゃがみこむ




『浮気じゃ、なかったんだっ…良かったっ…！』




ポロポロと涙が溢れる私を、彼が強く抱きしめてくれる




『疑っててごめんなさい、るぅとくんはそんなことしないって分かってたのにっ…』




るぅとくん「違うっ…！Aは何も悪くないよ、隠すようなことした僕がいけなかった…不安にさせてごめんね」




『ホントだよ、バカッ…全部るぅとくんが悪いんだからっ…！』




るぅとくん「‎おぉ…急にヘイトが全部僕に向いた」




涙を流してるのにクスクス笑ってる私を見て、彼も笑いながら更に私を抱きしめた




真夜中の小道で何してるんだか…




「ニャーン…」




『あら…』




すりすりと私の膝に擦り寄ってきたのは、あのダンボールから出てきたのだろう可愛い子猫ちゃん




『可愛い…』




るぅとくん「やっぱ、猫ちゃんも可愛い子の所に行くのかな？」




『何言ってるの』と笑いながら子猫を撫でていた時、ある映像が頭の中でフラッシュバックされる




そういえば、未来が猫の動画見てたな…




それに、猫飼いたがってたよね…？




明日は休日、だからきっと…




『ねぇ、るぅとくん…！私、良いこと思いついた』




るぅとくん「「良いこと」…？」




『あのね…』




彼の耳元に顔を寄せて、片手を彼の耳の横に置いて私は"良いこと"を話した




ーーーーー
天気の良い今日は私たち2人とも休みの日、そしてまた彼女も休みの日




るぅとくん「わぁっ！中で歩き回られるとめっちゃ揺れる!!」




『大丈夫っ？もう少しで着くから頑張ってっ…！』




子猫ちゃん達が入ってる段ボールを持つるぅとくんと、住宅街を進んでいく




辿り着いたのは可愛らしいお家…インターホンを押すと、聞き覚えしかない元気な声が出迎えてくれた




『未来〜来たよ〜！』




未来「あぁ〜A〜！ありがとう〜!!」




るぅとくん「お邪魔します」




家に上がってるぅとくんがダンボールを置くと、すぐに未来が中を覗いた

＊最終話＊【幸せ】→←＊24話＊【行き先】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

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