第3誤【誤解】 ページ4
ずっと心に引っかかっているこれは、なんなんだろ…
ーーーーー
頂上に登るためのリフトに2人で乗る
楽しそうに足をプラプラとさせるAちゃんは全く怖くなさそう
Aちゃんの足プラプラの揺れにちょっと怖がってる僕とは大違いだなぁ…
頂上まではまだ時間がある、流石に無言は悲しいから何気なく聞いてみた
『Aちゃん、なんで僕と付き合ってくれたの?』
Aちゃん「え?」
けど、聞かなきゃ良かったかもしれない
Aちゃん「だって、私とるぅくんはお友達でしょ?」
『……!「お友達」…?』
えっ、どういう事?僕達付き合ってるんじゃ?
Aちゃん「あんな風にスキーを誘うのは初めて見たけど…」
「なんだか告白みたいだった」とAちゃんは小さく笑った
いや、待って…待ってよ
えっ、まさか…僕の『好きですっ!付き合って下さい』が『スキーですっ!付き合って下さい』って伝わっちゃったの?
そんな、そんな事って…
Aちゃん「…!る、るぅくん!どうして泣いて…!?」
『っ……Aちゃんの…馬鹿っ…』
Aちゃん「…!」
ガタンッ
係員「足元にお気をつけながら降りてください」
僕は何も言わずにリフトから降りた
どうしよう…どうしたらいいんだろう…
Aちゃん「るぅくん!待ってよ!」
僕が悪いの…?僕の伝え方がいけなかったの?
あんなに頑張って、気持ちを込めて伝えたのに…
そもそも、あんな風に伝えたのが告白以外にどうやったら捉えられるの…?
Aちゃんは恋愛経験がないの?ないからってこうなる?
もう、やだぁ…
疑問ばっかで、いつまでも気持ちがまとまらなくて…
寒いし、ちょっと流しただけの涙が乾いて冷たいし…
全部嫌なはずなのに…
『……』
Aちゃん「る、るぅくん…?」
なんで、君の事が好きって気持ちは変わらないんだろう
『Aちゃん、ごめん…1回滑ったら今日はもう帰ろ?』
Aちゃん「それは全然構わないけど、るぅくんどうしちゃったの?」
『ほら、早く滑ろ』
僕はAちゃんの声を無視して滑り出した
止まることなくただ真っ直ぐに
Aちゃんから逃げるように…
ーーーーー
1番下について、Aちゃんが降りてきてからコテージへと戻る
ごめんねAちゃん、もっと楽しみたかったよね…
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
26人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花音 - aliceroseさんこんばんはです♪完結おめでとうございます( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆凄くハラハラしつつ胸キュンしました(/-\*)2人が結ばれて良かったです( ;∀;) (2021年10月26日 18時) (レス) @page12 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - 星奈さん» いいえ〜(●´ω`●) (2021年10月25日 20時) (レス) id: b029b97bf5 (このIDを非表示/違反報告)
星奈(プロフ) - alice roseさん» んふ、ありがとうrose! (2021年10月25日 20時) (レス) id: 91cc59a311 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - 星奈さん» あぁ…!爆発しないで…!私の可愛い星奈〜!(●´ω`●) (2021年10月25日 20時) (レス) id: 77a3300889 (このIDを非表示/違反報告)
星奈(プロフ) - alice roseさん» 可愛い((爆 (2021年10月25日 19時) (レス) id: 91cc59a311 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:alice rose | 作成日時:2021年10月25日 17時