【stpr】告白をしたはずなのに誤解されちゃいました【黄】

第1誤【告白】 ページ2

僕には…




「おはよう〜！」




とってもふわふわとして




「昨日うちの猫ちゃんがねっ！」




とっても可愛くて




「るぅくん！」




大好きな人がいます




そして今日…




僕はずっと密かに抱きしめていたこの想いを伝えます




ーーーーー
放課後、『お話があるから教室に残って欲しい』と僕にお願いされた君はちゃんと待っていてくれた




大丈夫…落ち着いて僕…




ちゃんと真っ直ぐ伝えよう…！




『あの、Aちゃんっ！』




Aちゃん「あっ、るぅくん！お話ってなに？」




彼女は座っていた自席から立ち上がって、僕に笑いかけた




『その…えっと…』




Aちゃん「…？」




『あの…ごめんなさい、緊張してるんです…』




1度深呼吸をしてから、Aちゃんを真っ直ぐ見た









『…好きです！僕と付き合って下さい‼︎』




勢いに任せて頭を下げ右手を差し出す




どんどん顔が熱くなっていると、少しひんやりとでもどこか暖かい体温が僕の手を包んだ




Aちゃん「うん、良いよ」




Aちゃんからの返事に僕の顔に花が咲いた




『…！本当に!?』




Aちゃん「勿論、私なんかで良ければ…」




『「私なんか」なんて言わないでよ、僕はAちゃんじゃなきゃダメなんだから』




Aちゃん「…！ありがとう…」




頬を染めて少しモジモジとする君はこの世で1番可愛いと思える




Aちゃん「じゃあいつにする？」




………ん？




『「いつ」って？』




いきなりの質問に僕は目を見開く




するとAちゃんも同じようにキョトンと目を開いた




あれ？僕変なこと聞いたかな…




「いつ」……いつって事は…




あっ、もしかして…！




デ、デートの日取りって事!!?




えっ、まだ付き合ったばかりなのに…いや、付き合ってるという実感もまだ出来ないけど…




良いのかな…？




でも、正直嬉しい…僕もAちゃんとデートしたい




だから僕から言わなきゃダメだよね、だって僕…彼氏なんだから




『いきなりでも大丈夫なら、明日の土曜日はどうかな？』




Aちゃん「うん、空いてるよ…！1番近いところだと、苺ヶ丘だよね」




『んん…？』




またまた僕の目が点になる




い、「1番近いところ」？苺ヶ丘がどこかは分かるけど、あそこにあって有名なのは…




る/A「スキー場？/に行くんでしょ？」




……




ゑ？

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