＊39話＊【報われた少女】 ページ40
僕のことを騙して優越感に浸ってた君に比べたら、Aは天使を超えて女神のような存在だ
そんな人が…僕を愛してくれてるなんて、本当に幸せだなぁ
『あぁ…A///』
止まった画面には、こちらに向かって小さく微笑むAが映っている
『会いたいよ…どこ？』
両手は縛られていて動けないし、部屋も真っ暗なまま
僕はどうしたらいいんだろうか
……
………
ガチャ
『っ…！』
ボーッとしていた頭をすぐさま振り返らせる
部屋の扉が開いていた
数時間ぶりの明るい光が、僕の目を溶かすほどに差し込んできて
ゆっくりと人影が歩み寄ってきていた
パチッ…と部屋の電気がついて、目が慣れてくると…
『Aっ…！』
A「おはよう、ころちゃん」
笑顔のAが立っていた
A「ごめんね、ずっと座らせちゃって…疲れたでしょ？今ロープ解くね」
Aは僕の背後に回ると、ロープを解いてくれた
解放された途端、僕はすぐに立ち上がってAを抱きしめた
『Aっ…ごめん、ごめんね！僕、馬鹿だった…ずっとそばに居てくれたのはAなのに、他の女に惚れてたなんて…本当にごめんね』
A「…！ころちゃん…」
『僕、やっと気付いたんだ…僕の運命の人はAだって、Aしか居ないんだって』
A「それ、本当？ころちゃん、私を愛してくれるの…？」
僕は更に力を込めてAを抱きしめる
『うん、愛してる…永遠に愛すって誓うよ』
A「嬉しいっ…!!」
僕と同じように抱き締め返してくれるA
あぁ…可愛い
愛してる…愛してるよA
愛してる…
愛してる…愛してる…
愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる
ゆっくり身を離すと、Aは僕の手を引いて「こっちこっち」と部屋から出た
ーーーーー
行き着いた場所はリビングで、キッチンの方からAが重そうに引っ張ってきたのは
『クーラーボックス…？』
A「ふぅ…あのね、ころちゃん！私頑張ったのよ、これ見て！」
そう言ってAがクーラーボックスを開ける
その中には…
『…!!!??』
バラバラに切り落とされた四肢と頭…�睫邂Σ擦痢斬里�入っていた
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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あや - めちゃくちゃ面白かったです…！ (2月29日 0時) (
レス) @page42 id: 5265838754 (このIDを非表示/違反報告)
なゃぴ - めちゃめちゃ面白いじゃないですかぁ！反応集の方も楽しみにしてますっ！ (6月19日 16時) (レス) @page42 id: 0adac8e8dc (このIDを非表示/違反報告)
わたあめとあめ玉です☆(プロフ) - めちゃくちゃ好きなんですけどっ！ (2022年7月10日 17時) (レス) @page41 id: 5b1021fb77 (このIDを非表示/違反報告)
nekomona(プロフ) - 面白いです！！新作楽しみにしてます！ (2022年7月9日 12時) (レス) @page42 id: 11bb82532c (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち - とってもおもしろかったです！次の新作も楽しみにしてます！ (2022年6月7日 5時) (レス) @page42 id: b95fbc91ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：alice rose
| 作成日時：2021年8月2日 10時
