【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…

4話 【人の感情】 ページ5

そして教えて貰った−夜の呼吸−を




月花様「全部で拾ノ型まであるの」




月花様は1つ1つ丁寧に教えて下さった




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そしてまた1ヶ月がたち呼吸をすべて使えるようになったそして月花様から言われた




月花様「来週、最終選別が行われる」




最終選別…今までそのために一生懸命準備して来た




けど…2ヶ月と少しで合格できるの？




失敗したら…死ぬ…




月花様「大丈夫よAならきっと…生きて私の元に帰って来れる」




私の心を読んだかのように、月花様が私の頭を撫でながら言った




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明後日は最終選別、でもその前に気になることがある…




それは、最近…月花様の考えてることが分かる事




この前稽古を付けてもらっていた時、月花様は「何でもない」とおっしゃっていたけど、急に頭に"眠い"という感情が入ってきた




気になって聞いたら、「正解昨日寝付けなくて良く分かったわね」と言われた




でも…すべてが分かるわけでは無かった自分が意識しないと分かるのか、どうしたら心が…感情が読めるのかは分からなかった




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いよいよ今日は最終選別




朝、月花様から贈り物を貰った




月花様が付けているのと同じ口隠し、いつもしてる髪留めを外して口隠しの紐で髪を結んだ




『行ってきます』




月花様「行ってらっしゃい」




月花様は水色の花のような声で言った




そして私は向かった、最終選別が行われる藤襲山へ

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