27話 【恋柱様】 ページ34
…?途中の甘味処である人が眼に止まる…
大量の桜餅を幸せそうな顔で食べる女性
隊服と日輪刀を身につけて居る…!
私はその女性に近づいた
『あの…すみません…』
?「あ〜!」
私の言葉を打ち消すように、女性の声が響いた
?「あなた柱合会議に来た子ね!」
女性は立ち上がり私の手を握る
『…?えぇ、そうです』
?「本当にかっこよかったわ!不死川さんから鬼の子を守ろうとしてて!」
『あっ、あの…』
?「やだ!私ったら!あなたに会えたのが嬉しくてつい…」
女性は可愛らしく両手で顔を押さえながら言う
『い、いえ!大丈夫です』
「とりあえず座って話しましょ」と女性が隣の席を勧める
?「えっとまずは自己紹介ね、私の名前は甘露寺蜜璃、恋柱ですっ!」
「よろしくね」と握手の変わりに桜餅を渡される
『私は魔美夜Aです』
恋柱様は「可愛い名前〜」と私の頬を撫でる
恋柱様「それでね私、Aちゃんと話したいことがたくさんあるの」
『なんでしょう?』
恋柱様「えっと、あの時どうしてあの場に居たの?」
桜餅を食べながら話す
『えっと、蟲柱様に治療してもらっている途中に外に出たら、風柱様が禰豆子を連れて行こうとしていて、それを止めたらそのままあの場に連れて行かれました』
恋柱様「あの鬼は禰豆子ちゃんって名前なのね」
『はい』
恋柱様「次にね、不死川さんに気絶させられたあとの事を覚えてる?」
『いいえ、気を失う前に誰かが私の前に居て、蟲柱様に伺ったら時透無一郎という方だって聞きました』
恋柱様「あら!無一郎君の事知っていたのね」
『名前だけで、どんな方かも…何故私をご自分の側に置いたのかも分かりません』
恋柱様「あらあら!無一郎がAちゃんを抱っこしたのも知っているのね」
恋柱様は興奮しながら話し始めた
恋柱様「無一郎君はね、ものすごい速さでAちゃんを抱っこして、ものすごい速さで戻って自分の膝に乗せたの、私が声をかけてもずっとAちゃんを見つめてて」
恋柱様は手で霞柱様の動作を表現しながら話した
恋柱様「そのあと不死川さんが無一郎君に怒ったの、そしたら無一郎が「この子は僕が見ます…不死川さんの目当てはその鬼でしょう?」って言ったの」
恋柱様は「かっこいいでしょ〜」と顔を赤らめた
なんて愛らしい人なのだろう…
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alice rose(プロフ) - あいうさん» ありがとうございますm(_ _)m (2021年1月19日 18時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 面白いですね (2021年1月19日 16時) (レス) id: 1883dbefc1 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - あおいさん» そうなのですね、すみません…変えるられるようにしても良かったのですが、設定等でいざこざが出来てしまうので固定にしました、それでもタイトルを褒めていただきありがとうございますm(_ _)m (2020年11月3日 12時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - すごく読みたくなるタイトルで開いてみたら主人公の名字が魔美夜。なんだか感情移入がしにくいかな (2020年11月3日 7時) (レス) id: 777a49a0dd (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - 胡桃さん» コメントありがとうございます。とっても嬉しいです!これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m (2020年8月30日 14時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:alice rose x他1人 | 作成日時:2020年8月30日 9時