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24話 【膝枕して貰えた!?】 ページ30

善逸「Aちゃんは俺が守る…」




『…!』




善逸…




善逸「守る…!プピー!」




寝て…る?




何だ…寝言か…




勝手に勘違いして恥ずかしくなる




前に助けてくれたのも寝ぼけてただけなのかな…?




前は私一人だったけど、今はきっと私が背負ってる禰豆子を助けたんだ




炎柱様「うたた寝している間にこんな事態になっていようとは!!よもや、よもやだ!柱として不甲斐なし!!穴があったら入りたい!!」




『炎柱様!』




炎柱様「すまなかった!口隠しの少女、良く対応をした!偉いぞ!」




なんて熱い感情…さっきとは何かが違う、より一層…熱い!




炎柱様「竈門少年と猪頭少年が鬼の本体の元に行ってくれている!俺は八両編成の後ろの五両を守る!残りの三両を君と黄色い頭の少年とで守って欲しい!」




『分かりました!』




炎柱様は炭治郎の元に向かった




ーーーーー
その後も私と善逸は鬼を切り続けた




ドォォン!




…!?




倒れてる…!




善逸「Aちゃん!」




善逸が私を抱いた瞬間、私達は列車を投げ落とされた




衝撃が強くて立てない…




善逸の方を見ると、私を抱いていない方の手で子供の乗客を抱えていた




子供達はしばらくすると起き上がり、親の元に走っていった




『善逸、善逸?』




優しく揺さぶる




…起きない




それもそう…善逸は私と禰豆子だけじゃなく子供達まで守ってくれた




私は禰豆子の箱を側に下ろし、善逸の頭を膝に乗せる




優しく善逸の頭を撫でる




…ごめんなさい、いつも足を引っ張って




ゴトッ




『…?』




禰豆子「厶ー…」




…禰豆子、箱から顔を出した禰豆子の頭を撫でる




『起こしてくれて、ありがとね』




禰豆子は安心したのか眠ってしまった




静かに箱の扉を閉める




善逸「う…うーん」




箱から善逸に視線を変える




『…!目が覚めた!?』



善逸がゆっくり目を開ける




善逸「あ…Aちゃん…」




『良かった…目が覚めて…このまま善逸が起きなかったら…』




涙を堪えながら言う




善逸「っだ…大丈夫だよAちゃん!Aちゃんに心配してもらえて、膝枕して貰って!俺もう……」




起き上がりこっちを見る善逸の言葉が止まる




善逸「俺…Aちゃんに…ひっ…膝枕して貰えた〜!?」




「幸せ〜!」と善逸は飛び上がる




『危ないよ!怪我してるのに』




善逸を落ち着かせていると…




太陽が昇った…

25話 【炎柱様…】→←善逸編 【幸せな夢】



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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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alice rose(プロフ) - あいうさん» ありがとうございますm(_ _)m (2021年1月19日 18時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 面白いですね (2021年1月19日 16時) (レス) id: 1883dbefc1 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - あおいさん» そうなのですね、すみません…変えるられるようにしても良かったのですが、設定等でいざこざが出来てしまうので固定にしました、それでもタイトルを褒めていただきありがとうございますm(_ _)m (2020年11月3日 12時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - すごく読みたくなるタイトルで開いてみたら主人公の名字が魔美夜。なんだか感情移入がしにくいかな (2020年11月3日 7時) (レス) id: 777a49a0dd (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - 胡桃さん» コメントありがとうございます。とっても嬉しいです!これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m (2020年8月30日 14時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:alice rose x他1人 | 作成日時:2020年8月30日 9時

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