15話 【霞柱様は何が…】 ページ20
今は…眠ろう
胡蝶さん「失礼しますよ」
朝起きてから薬を飲むしか行動していなかったが、聞き覚えのある声がして体を起こす
仕切りの隙間から、スルリと細い体が入ってくる
胡蝶さん「薬はしっかり飲んでいますか？」
『はい』
胡蝶さん「背中の方はどうですか？」
『ほとんど痛みはありません』
胡蝶さん「全く…不死川さんときたら女の子に…」
…この人になら色々聞けるかも
『あの…』
胡蝶さん「なんでしょう？」
救急箱を整理しながら視線をこちらに向ける
『色々聞きたいことがあるのですが』
胡蝶さん「どうぞ」
ニコッと微笑まれ、ゆっくり話す
『私を殴った不死川さんという人はどなたですか？』
胡蝶さん「風柱の不死川実弥さんです」
風柱…柱!?
『失礼ですが、あの方は柱なのですか？』
胡蝶さん「はい、あの場に居たのは皆様柱ですよ」
『あぁ…』
胡蝶さん「ちなみに私は蟲柱です、自己紹介の時名前しか言っていませんでしたね」
「うっかりです」と、蟲柱様は救急箱の蓋を閉じた
『あの…蟲柱様まだよろしいですか？』
蟲柱様「大丈夫ですよ、それに『蟲柱様』なんて固く呼ばなくても平気ですよ」
『駄目です…柱様はどんな人でも尊敬し…敬う方たちです、私の師範のように』
蟲柱様「師範…？師範がいるのですか？」
『はい、
蟲柱様「暗明さんの継子ってAさんだったのですね！」
蟲柱様が「なるほど」と頷く
『月花様から柱様の事や柱合会議の事は聞いています』
蟲柱様「そうですか…もうしばらく会っていませんねお元気ですか？」
『はい…きっと』
蟲柱様「それで、まだ聞きたいことがあるのですよね？」
『はい…私が気絶した時の事なのですが、気を失う前…誰かが私の前に居たんです』
蟲柱様「あら、聞いていなかったのですか…彼は霞柱の時透無一郎君ですよ」
時透無一郎、素敵な名前…
蟲柱様「Aさんが気を失ったあと、急に無一郎君がAさんを抱いて自分の側に置いて居たんですよ」
…どうして？面識もない、名前も初めて聞いた
こんな素敵な名前…忘れるはずない
『どうして…そんなことを霞柱様はしたのですか？』
蟲柱様「私には分からないです…不思議な子ですからね」
霞柱…時透無一郎…どんな人なんだろう
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alice rose(プロフ) - あいうさん» ありがとうございますm(_ _)m (2021年1月19日 18時) (
レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 面白いですね (2021年1月19日 16時) (レス) id: 1883dbefc1 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - あおいさん» そうなのですね、すみません…変えるられるようにしても良かったのですが、設定等でいざこざが出来てしまうので固定にしました、それでもタイトルを褒めていただきありがとうございますm(_ _)m (2020年11月3日 12時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - すごく読みたくなるタイトルで開いてみたら主人公の名字が魔美夜。なんだか感情移入がしにくいかな (2020年11月3日 7時) (レス) id: 777a49a0dd (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - 胡桃さん» コメントありがとうございます。とっても嬉しいです！これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m (2020年8月30日 14時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：alice rose x他1人 | 作成日時：2020年8月30日 9時
