【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…

無一郎編 【柱合会議】 ページ17

………




何だっけ…あの雲の形




皆は何を言い合ってるの？




重要なの？




関係ないか…すぐ忘れるし




あ…




鳥「ピ〜」




『何だっけ…あの鳥…えっと…』




隊員「妹は俺と一緒に戦います！」




不死川「おいおい、鬼を連れた馬鹿隊員ってのはコイツかい？」




不死川さんだ…




あの箱は何…？




…？




あの子…何してるの？赤い瞳をした女の子…




あんな小さな身体で不死川さんから箱を取ろうとしてるの？




不死川「ありえねぇんだよ馬鹿が！」




…刺した




…あの子、不死川さんが刺したあとの少しの時間で箱を取り返そうとした




でも…やっぱり駄目じゃん




不死川さんに背中を打たれたんだ…気絶するよ…




僕は視線を空に変えた




…？何この感覚、モヤモヤする…




もう一度視線をあの子の方に戻す…




…しない…何がしたいの…僕？




『…』




シュン！




全員「!?」




僕はあの子の前でしゃがんだ…




やっぱり気絶してる…




不死川「何だ時透？ソイツに用か？ソイツはこの鬼を守ったんだ、処罰を受けるべき者だ」




不死川さんがなにか言ってる…




『…』




ガシッ…




僕は女の子を腕に抱いた




シュン！




元の場所に戻って膝に乗せる




甘露寺「何してるの？無一郎君？」




不死川「おい時透！なんのつもりだ！」




『この子は僕が見ます…不死川さんの目当てはその鬼でしょう？』




不死川「ッチ！それもそうだな…邪魔者が居なくなった」




この子…何で鬼を守ったんだろう？




不死川さんが振り切れないほど粘ったの？




…変な娘




でも…




嫌いじゃない




お舘様お見えになられたあと何か騒ぎが起きたけど、鬼を連れた隊員が鬼舞辻に遭遇したことしか気にならなかった…




隊員がいなくなり、お館様がお話しようとした瞬間…




隊員「アイツに禰豆子を刺したのと、Aを殴った分頭突きさせて下さい！」




ッパンッパンッパン




『お舘様のお話を遮ったら駄目だよ…』




隠「申し訳ありません時透様」




『早く下がって』




隠「失礼します!」




隠「あの…時透様、そちらの子を…」




『連れてくの？』




しのぶ「大丈夫ですよ、私の屋敷で治療します」




僕は隠の子にこの子を預けた




隠「失礼いたします」




…気になる




あの隊員が戻って来なかったら、連れて行かなかったかも…




でも…良いことを知った




『A…』

お話2→←13話 【禰豆子を返して…】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す