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2話 【鬼と鬼殺隊の存在】 ページ3

部屋の襖から見ると大量の血溜まりと人でも獣でもないものが居た…




私は自分の死を察し、必死で孤児院から逃げた




街まで行けば助かる…そう思いながら




だけど、そう簡単にはいかない…孤児院と街の間には森がある




こんな真っ暗の中、街まで行けるだろうか…




死にたくない…死にたくない…!




ドン!




夢中に走っていると誰かとぶつかった




スラッとした女の人だった




顔に布を付けている薄っすらと透けていて口元が見えた




口元だけで綺麗な人なのは伝わってくる




『助けて下さい!変な生き物に殺されそうなんです!』




女の人は静かに私の前にしゃがんだ…その時に羽織の下から腰に付ける刀が見えた




?「大丈夫よ」




女の人は白い花がささやくように言った…そして私の後ろを見て消えた…




シュン!




『…え?』




どこにも居ない…すると後ろからとんでもない悪臭と燃えるような音がする…




振り返ると、女の人の前で何か黒い霧のような物が空中に消えていくのが見えた




近づいて見るとアレだった…




『コレは何ですか?』




?「鬼よ」




鬼…お話でしか聞いたことがない




女の人は刀をしまい私に問う




?「あなたお名前は?」




『A…魔美夜Aです』




?「家族やお友達は?」




『いません』




女の人はさっきのように私の前にしゃがんで今度は黄色い花のような声で言った




?「私の名前は月花(げっか)、鬼殺隊の隊員よ」




鬼殺隊…?初めて聞く言葉




月花「A、私の所に来ない?身寄りのないあなたを一人に出来ない」




『……お願いします、私を…連れて行って下さい…』




その日から私は、月花様のお屋敷に置いてもらう事になった

3話 【継子】→←1話 【悪魔の眼】



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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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alice rose(プロフ) - あいうさん» ありがとうございますm(_ _)m (2021年1月19日 18時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 面白いですね (2021年1月19日 16時) (レス) id: 1883dbefc1 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - あおいさん» そうなのですね、すみません…変えるられるようにしても良かったのですが、設定等でいざこざが出来てしまうので固定にしました、それでもタイトルを褒めていただきありがとうございますm(_ _)m (2020年11月3日 12時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - すごく読みたくなるタイトルで開いてみたら主人公の名字が魔美夜。なんだか感情移入がしにくいかな (2020年11月3日 7時) (レス) id: 777a49a0dd (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - 胡桃さん» コメントありがとうございます。とっても嬉しいです!これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m (2020年8月30日 14時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:alice rose x他1人 | 作成日時:2020年8月30日 9時

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