>>75 ページ36
side→有栖川
「あなた、結構傷をつくるようでしたので!
露出を控えたいならこちら!!
これならなかなか破れませんし
なんとこちら、パワー増強にもなりまして
こんな重いものも楽に!」
「へ、へぇ…」
反応はしづらいが
コンセプトはなかなかいいと思う
「じゃあこれください」
「まいど!!」
「え、それでいいの?」
という訳でコスチュームに手袋が追加されました
そんなこんなで3日後
「…『時計うさぎ』
時間を止めて
LOST・ZERO」
時間が止まっている間に相手を切り崩す
今までは尋常じゃないくらいの体力を使う為
ただ単に時間を止めるためだけに使い
時間を止めている間は攻撃はしなかったのだが
「これくらいなら…10秒あれば…たお、せる…」
「その疲れようじゃその技は切り札だな」
「だよね…」
めっちゃ疲れた…
体力はつけてきたのでいけると思ったのだが
まさかここまで体力を使うとは思ってもみなかった
「あと1個考えたんだけど」
「ほう」
「…『ハンプティ・ダンプティ』…」
狙うのは
「『帽子屋』」
思考の麻痺
「マインドコントロール」
技名を言った途端
エクトプラズムが量産された
「あれ、エクトプラズム多くね?」
皆も変化に気づいた
…てか思ってたよりも多いな…
「まだハンプティ・ダンプティをコントロールできない…」
エクトプラズムにはその場で2人くらい増やしてもらうつもりだったのだが
どうやらハンプティ・ダンプティの幻のようだ
「うぅ…」
やばい、ちょっとトラウマが…
「っは、はぅ…」
目が霞む
「おとぉさ…おかあさん…」
「有栖川!!」
「!!」
エクトプラズムが消えた
そして
二人も、消えた
「あ、あぁ…」
「おい、しっかりしろ」
「相澤…?」
「そうだ」
「わたし、帰らなきゃ…?」
「有栖川…」
相澤の後ろで影が動いた
一人、二人…どんどん増える
「Aちゃん…?」
「大丈夫ですか?」
「おい有栖川!」
「やばくね?」
「リカバリーガール呼ぶか?」
皆が私を囲んでいた
「あ…大丈夫、だから」
「お」
「良かった〜!!」
「びっくりしたー!」
「本当に大丈夫なの?有栖川ちゃん」
「無理すんなよ」
胸が熱くなっていく
心もなんだか軽く感じた
「あり、がとう…」
皆には救われてばっかりだ
※
フォロワー様が表示されなくて困っております
フォロー返したいのですが…
占ツク関係の方全然フォローできてないので!笑
あ、フォローして下さい。笑
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名無(プロフ) - もちさん» ありがとうございます。コメントを読んでいたらいつの間にかガッツポーズしていました…。(笑)とっても嬉しいです!!頑張ります!! (2018年7月3日 18時) (
レス) id: 0fdfaa66b3 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - コメント失礼します……。読み進んでたらいつの間にか泣いてました。びっくり。いいお話をありがとうございます。この作品大好きです！更新頑張ってください！楽しみに待ってます！！ (2018年7月3日 14時) (レス) id: 8b19b439f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無 | 作成日時：2018年4月1日 6時
