>>59 ページ20
side→有栖川
「な…ヒー……る!?」
…何?
誰?
「現代…ローって…堅っ苦しい…
爆豪…」
爆豪…?
「さて、そろそろ起きてくんない?アリス」
「ぅ…?」
「おはよ、アリス」
目を開けると眩しい光が目を刺した
何度か瞬きをして
少し痛くなった首で顔を上げた
「…は、なんで…」
目の前にはいつぞやかの敵
確か名前は…
「死柄木、弔…」
「名前、知ってんだ
嬉しいなぁ…」
「なんで…ここは…
…?爆豪…」
「よぉ」
「よぉ、じゃないし…
あんた捕まって…」
「お前もだろ馬鹿野郎」
体を動かそうとするが
拘束されて身動きが取れない
「今彼をスカウトしてたんだ
アリスもどう?
敵
楽しいよ?」
「何言ってんの」
「敵にならない?」
「なる訳ないでしょ…」
「ふーん…それはさ
こいつを見ても言えんの?」
奥の扉から人が入ってきた
「っ!!貴様!!」
「アリス、そんなに暴れたらパンツ見えるよ」
「ズボンよ!!」
「足細すぎて見えそう」
「なんで、その姿してんの!
お前は誰だ!!」
「有栖川繋…そう言えば分かるかな?」
「その名を口にするな!!!」
「えー…ちょっと、あんたの子供
聞き分けなさすぎじゃない?」
「私はそんな奴の子供じゃ」
「…A」
「っ、その声で、その姿で、
私の名前を呼ぶな!!」
「A、聞いてくれ」
「いや…やだ…聞きたくない」
「私は…」
「やめて!!」
「お前の父さんはな、私なんだ
敵なんだよ」
「あ、あぁぁあああっ」
「泣かないでよアリス…
感動の再会なのは分かるけどさ
こっちのこと優先してもいいかな?
荼毘
拘束外せ｣
「は?暴れるぞこいつら」
「いいんだよ
対等に扱わなきゃな
スカウトだもの」
私は頭が真っ白だった
もう、どうでもよかった
「トゥワイス、外せ」
「はァ俺!?
嫌だし!」
拘束が解かれ自由になった
爆豪の拘束も外された
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無(プロフ) - もちさん» ありがとうございます。コメントを読んでいたらいつの間にかガッツポーズしていました…。(笑)とっても嬉しいです!!頑張ります!! (2018年7月3日 18時) (
レス) id: 0fdfaa66b3 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - コメント失礼します……。読み進んでたらいつの間にか泣いてました。びっくり。いいお話をありがとうございます。この作品大好きです！更新頑張ってください！楽しみに待ってます！！ (2018年7月3日 14時) (レス) id: 8b19b439f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：名無 | 作成日時：2018年4月1日 6時
