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side→有栖川
筆記試験終了
上鳴と芦戸が喜んでいたから
できは良かったのだろう
それはさておき
「A、テストどうだったんだ」
「…あんた私のこと名前で呼んでたっけ」
横に轟が来た
「有栖川は呼びにくいって」
「耳郎に言ったんだけど
まぁいいや
テストは普通
習ったとこだし」
「そりゃあそうだろ」
「へー」
適当に流して席を立つ
今日はもう終わりだ
明日の実技に備えなければ
「一緒に帰っていいか」
「いいけど…」
カバンを担ぐと
轟もカバンを持ったので
一緒に教室を出た
テストは昼で終わる
ジリジリとした都心ならではの暑さが
私の周りを取り囲んだ
「あつ…」
「そうか?」
「あんた個性で半分涼しいでしょ…」
ネクタイを外して制服のボタンを開けた
「…あんまそういうことするな」
「どういうこと?」
襟を掴んでパタパタと首に風を送る
「…っ
だから、そういうこと、だ」
「?意味わかんない…」
side→轟
首をかしげてこちらを見るA
最近俺は変だ
Aの白い鎖骨に汗が伝うのを見て
また顔に熱が集まる
自分では
Aの一番近くにいるのは自分だと思っている
敵襲撃の時、敵に連れ去られそうだったAの手を掴んだのは自分
体育祭後、Aが両親のことを話したのも自分が最初
職場体験の時は緑谷と飯田がいたが、Aが闘う理由を知った
俺はAに頼られているのか
最近そんなことを思ってばっかりだ
「何か言ってよ」
返答が無いのにイラついたAが俺の右手に触れた
「あ、冷たい」
俺の右手を掴み
Aが自分の頬にそれをくっつけた
「きもちい…」
目を細めてスリっと頬を擦らせる
「っ
俺も、男なんだが…」
「知ってるけど」
スパッと言葉を切り捨てて手を離すA
「アイス食べたい…」
Aがまた気だるそうに歩き出した
※
なんとなく轟君寄りですが
オチとか決めてません
そもそも恋愛系に発展することは考えていません
すみませんリア充みたいなの書いてみたかったのです
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名無(プロフ) - siriusuさん» コメントありがとうございます。1話のことですね! 1話の18人ずつというのは一般入試の定員のことです。私も原作を読んだ時に20人おるやん!って思いました笑 (2019年4月19日 19時) (
レス) id: 0fdfaa66b3 (このIDを非表示/違反報告)
siriusu(プロフ) - 雄英のヒーロー科は18人ではなく20人ずつなのでは？ (2019年4月19日 19時) (レス) id: 4037f75f2c (このIDを非表示/違反報告)
名無(プロフ) - ルナさん» ご意見ありがとうございます。鍵カッコについては私は変える気はありません。台本書きとか夢主を特別扱いするような表現は少し苦手です。それに私は誰が発言したとか分かるように書いているつもりです。納得できない!となったらまたコメント下さい。 (2018年3月9日 7時) (レス) id: 0fdfaa66b3 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 初コメ失礼します。話はとても良いのですが、主人公の言葉がどれがわかりません。出来れば「これ」を『これ』に変えるとかわかりやすくして貰えると有難いです。 (2018年3月9日 4時) (レス) id: a2e8dd3b64 (このIDを非表示/違反報告)
名無(プロフ) - @白雪林檎さん» ありがとうございます!!最高ですか!!うおおお└( 'ω')┘グリムノーツです!!(語彙力) (2017年12月29日 16時) (レス) id: 0fdfaa66b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無 | 作成日時：2017年9月26日 23時
