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side→飯田
そんな、有栖川君まで
どうして…
これは俺の、僕たちの問題なのに
「どうして…」
「どうしてもなにも、あんたの事情なんか知ったこっちゃない」
「!!」
「私は私のやりたいようにやる」
有栖川君は後ろを振り返り
俺を見つめた
「有栖川さん!!危ない!!」
「言っとくけど私はあんたらを助けにきたんじゃない」
有栖川君の後ろからナイフが数本とんでくる
「有栖川!!」
「復讐したかったんなら、残念だったね
こいつは私が潰すね」
キィン!!
有栖川君の背後からナイフが落ちた
「『ウミガメモドキ』
防御なんて無いと思った?」
「へぇ…矢張りお前は…良い!!」
「そりゃどーも
あぁでも長時間労働でちょっと疲れた
『時計うさぎ』」
ヒーロー殺しの動きがピタリと止まった
「しばらくそこで止まってて」
そして有栖川君が俺らの元に近づき
「狭い
動けるんなら動け」
と、轟君を蹴った
「悪ぃ」
「あ、轟君動けたんだ…僕もだけど…」
「くぅ…」
自分は…
プロヒーローの方も動けそうにない
「有栖川さんすごいね…びっくりして動けなかったんだ」
「轟に関しては血舐められてないでしょ」
「付け入る暇が無かったんだ」
「緑谷は一番最初にやられたの?」
「いや、一番後にやられたハズ!」
「考えられるのは3パターン
人数が多くなる程効果が薄くなるか摂取量か…
血液型によって効果に差異が生じるか」
「おそらく血液型ね
人数にしては
仮に轟が私が来る前に何10分相手してたとしたら考えられるかもしれないけど
あんたもさっき来たばっかなんでしょ
摂取量じゃあ最初にやられた奴のをがぶ飲みしても意味は無い
1滴でも舐めて殺せばいいもの」
「血液型…俺はBだ」
「僕はA…」
「そろそろ効果切れる
時間を止めるのは疲れるの」
「分かったところでどうにもなんないけど…」
「さっさと二人担いで撤退してえところだが…」
「は?男2人でやってよ」
「まだ続くか?」
「あと30秒くらい」
「ﾁｯ、炎も氷も避けられる程の反応速度だ
そんな隙見せらんねえ
プロが来るまで近接を避けつつ粘るのが最善だと思う」
「轟君は血を流し過ぎてる
僕が奴の気を引きつけるから後方支援を!」
「相当危ねえ橋だが…そだな
三人で守るぞ」
「めんどいけど職場体験中だし
今日だけね、ヒーローは」
「これからもやれよ」
そして奴が動き出す
※
あぁぁなんか知らない間に評価が…!
お気に入りまで!!
ありがとうございます!!!
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名無(プロフ) - siriusuさん» コメントありがとうございます。1話のことですね! 1話の18人ずつというのは一般入試の定員のことです。私も原作を読んだ時に20人おるやん!って思いました笑 (2019年4月19日 19時) (
レス) id: 0fdfaa66b3 (このIDを非表示/違反報告)
siriusu(プロフ) - 雄英のヒーロー科は18人ではなく20人ずつなのでは？ (2019年4月19日 19時) (レス) id: 4037f75f2c (このIDを非表示/違反報告)
名無(プロフ) - ルナさん» ご意見ありがとうございます。鍵カッコについては私は変える気はありません。台本書きとか夢主を特別扱いするような表現は少し苦手です。それに私は誰が発言したとか分かるように書いているつもりです。納得できない!となったらまたコメント下さい。 (2018年3月9日 7時) (レス) id: 0fdfaa66b3 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 初コメ失礼します。話はとても良いのですが、主人公の言葉がどれがわかりません。出来れば「これ」を『これ』に変えるとかわかりやすくして貰えると有難いです。 (2018年3月9日 4時) (レス) id: a2e8dd3b64 (このIDを非表示/違反報告)
名無(プロフ) - @白雪林檎さん» ありがとうございます!!最高ですか!!うおおお└( 'ω')┘グリムノーツです!!(語彙力) (2017年12月29日 16時) (レス) id: 0fdfaa66b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無 | 作成日時：2017年9月26日 23時
