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カレーを食べ終わった後に、私は彼女をデッキに誘った。
ちょうど、日が今にも暮れそうな時間だ。
※ どうしました？
SH あぁ、来ましたか。
彼女が私の隣に来る。
SH 冷え込んでいるので、良かったら、この暖かいお茶をお飲みなさい。
※ ありがとうございます。
彼女に、お茶を渡して、自分も一口飲む。
彼女が夕焼けの赤に染まっている。
美しい…
思わず見とれてしまう。
SH カレー、上手くいってよかったですね(ニコ)
※ ソンファさんのおかげです(照)
彼女の笑顔に心が高まる。
※ 何で、呼び出したんですか？
SH 話がありまして…
遠くの景色を眺める。
SH 明日からは他のメンバーのもとで働いてもらいます。
※ え！？何でですか！？
彼女は声を大きくした。
予想外の反応だった。
てっきり、毎日の仕事が嫌だと思っていた。
私のそばを離れるのは嫌と言っているわけではではないのだが、
素直に、嬉しく感じてしまった。
でも、だからこそ、ダメなんだ。
※ 私が、役立たずだから、ですか？
彼女が悲しそうな顔をする。
SH いえ、決してそういうつもりではなく、
※ じゃあ、どういうつもりですか？
彼女は、自分のことを役立たずだと非難されていると勘違いしているのだろうか。
とても、悲しそうな目で、私を睨んでいる。
こんな顔をさせたくて、この話をしたわけでないのに。
SH …そろそろ他のメンバーの手伝いに回ってもいいかなと思ったので
※ やっぱり、嫌になったから、私を違うメンバーのところに押しつけるんですね
SH だから、違いますって
彼女は、そっぽを向いた。
相当、怒っているようだ。
なぜ、そんなに怒っているのだろうか。
私には、理解できなかった。
二人の間に、沈黙が流れる。
なんて言えば、彼女は分かってくれるだろうか。
私が、あなたのことが好きになってしまいそうだから、違うメンバーのところに行かせる…なんて、
そんなことを言ったら、余計彼女を困らせるだけだ。
それに、私は幸せになってはいけない。
幸せになる資格はない。
あの日から、私の人生は、私のための人生ではなくなったのだ。
自分の欲望に、耳を傾けてはいけない。
だから、好きになる前に、彼女から離れるのだ。
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al-ice cream(プロフ) - カナさん» コメントありがとうございます^_^応援していただけて、とても嬉しいです。頑張ります！ (2020年3月3日 9時) (
レス) id: edd21b3462 (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - ファイティン！荒らす人以外に応援している人の方が絶対多いと思います(^^) (2020年3月2日 22時) (レス) id: 5879272bc3 (このIDを非表示/違反報告)
al-ice cream(プロフ) - オンマさん» お優しいお言葉、ありがとうございます(T . T)頑張ります！ (2020年2月27日 23時) (レス) id: edd21b3462 (このIDを非表示/違反報告)
オンマ(プロフ) - めげずに頑張ってくださいね^^ 応援してます。 (2020年2月27日 19時) (レス) id: 51e1e6ee34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：al-ice cream | 作成日時：2020年2月27日 15時
