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SH カレーに、大根はいりません！！
※ えぇ！！
彼女が驚いた顔をしたことに、さらに驚く。
机の上に準備された食材を見る。
SH どれだけ、非常識なんですか！
オレンジ、醤油、砂糖、大豆、小麦粉…本当に、これで
カレーを作るつもりだったのだろうか。
シンプルに引く。
SH これも使いません。これも、これも…
彼女が、ポカーンと口を開けている。
SH なぜ、前回のカレーがあんなにまずかったのか、分かりました。
先が思いやられる。
だめだ、教える立場の私が諦めてはいけない。
気を取り直して、正しい材料を準備した。
SH まずは、ジャガイモの皮をむいていきましょうか
やはり、彼女は料理に慣れていないので、包丁の持ち方がかなり危うい。
慌てて彼女の手を持って、正す。
彼女の耳が赤くなっていることに気づいた。
※ ソンファさん、離れてください…
SH なんでですか？
※ だって、これ…(赤面)
私が、彼女に覆いかぶさっていた体勢になっていたことに、今さら気づいた。
SH 失礼
そうだ
一週間、弟のように接してきたが、彼女は女性なのだ。
そう考えると、急に意識し始めてしまった。
彼女も、意識してしまったのか、一向にわたしのほうを見ず、
ひたすらジャガイモの皮をむいている。
初めて、二人っきりの状態でいることに、緊張感を感じた。
心臓の鼓動も、少し早くなっている。
私らしくない。
気を持ちなおさないと。
※ いたっ
SH どうしました？！
彼女が声をあげたので見ると、彼女の人差し指から赤い血が流れていた。
SH 指を切ってしまいましたか。貸しなさい。
私は、彼女の手を取った。
※ 何してるんですか！！(赤面)
気づいたら、彼女の指を口に入れていた。
しまった、いつも弟達にやっているから…
※ 離して！！
パチーン
頬に痛みが走る。
しばらくして、彼女は自分のやったことに気づいて、頭を下げてきた。
※ 本当にごめんなさい！！！
SH もう、良いですよ。もとはと言えば、私が悪いんですし、
※ でもっ！
SH 大丈夫ですよ。それより、傷は大丈夫ですか？
彼女の怪我を確認する。
※ あれ、傷がない！
SH 私が、時間を早めて怪我をなかったことにしました。
※ だから、舐めたんですね！ごめんなさい、そうとも知らず私…
彼女が、私に申し訳なさそうな顔をして見てくる。
彼女の顔が、近いことに緊張している自分がいた。
SH それより、早くカレーを作りましょう！(赤面)
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al-ice cream(プロフ) - カナさん» コメントありがとうございます^_^応援していただけて、とても嬉しいです。頑張ります！ (2020年3月3日 9時) (
レス) id: edd21b3462 (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - ファイティン！荒らす人以外に応援している人の方が絶対多いと思います(^^) (2020年3月2日 22時) (レス) id: 5879272bc3 (このIDを非表示/違反報告)
al-ice cream(プロフ) - オンマさん» お優しいお言葉、ありがとうございます(T . T)頑張ります！ (2020年2月27日 23時) (レス) id: edd21b3462 (このIDを非表示/違反報告)
オンマ(プロフ) - めげずに頑張ってくださいね^^ 応援してます。 (2020年2月27日 19時) (レス) id: 51e1e6ee34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：al-ice cream | 作成日時：2020年2月27日 15時
