3 ページ11
※ 私ができることがあれば、何かします。
Aちゃんは、僕の手をぎゅっと握った。
MG ありがとう、Aちゃんは優しいね(ニコ)
※ …ミンギオッパだから。
Aちゃんの顔が変わった。
なんというか、急に色気が出たというか、
※ ミンギオッパだからですよ！
Aちゃんの香りが、近づいてきた。
もしかして、Aちゃんも、僕のこと！
雰囲気が熟してきた…
いやいやいや、急展開すぎて、まだ心の整理ができてない！
MG どうしたの、Aちゃん？近いよ(笑)
少し距離を取ろうとしたが、Aちゃんは離れようとしない。
※ わざと、近づいているんです。
ここは、帆の上だから逃げるところがない。
心臓が早くなって、ドキドキという鼓動が体に響く。
Aちゃんが、顔を近づけてきた。
僕が、少し動けば、すぐにキスできる距離だ。
誘ってる、のか、これは？
分からない。
正直、僕はカッコよくないし、頭がいいわけでもない。
Aちゃんが、僕に惚れる理由が見当たらないから、
Aちゃんが、僕のことが好きだという自信がない…
今、ここで、キスをして、Aちゃんに引かれるのは、嫌だ。
それに、Aちゃんのこと、もっと大事にしたいし…
頭の中で、ぐるぐると問答が行われる。
彼女と見つめあう時間が続いている。
彼女の瞳に、僕の姿が映っているのに、少し感動してしまう。
今、彼女は、僕しか見ていない。
どうしよう、欲望が弾けてしまいそうになる…
彼女は、僕に対してどのような感情を抱いているのだろうか。
彼女は、どんな人生を歩んできたのだろうか。
僕は、彼女のことをもっと知りたい。
キスしたい。
YN ミンギ！！！
ユノの声で、雰囲気が一瞬で壊された。
MG あぁ、もう！！！ユノ！！！なんだよ！！！
デッキにいるユノを睨む。
YN 洗面器が壊れたんだ、直してくれー！
彼女は、恥ずかしそうに帆から降りた。
MG ユノ、あいつ、邪魔しやがって(イライラ)
せっかくのチャンスだったのに。
僕は、ユノのことを許さない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 51人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
al-ice cream(プロフ) - カナさん» コメントありがとうございます^_^応援していただけて、とても嬉しいです。頑張ります！ (2020年3月3日 9時) (
レス) id: edd21b3462 (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - ファイティン！荒らす人以外に応援している人の方が絶対多いと思います(^^) (2020年3月2日 22時) (レス) id: 5879272bc3 (このIDを非表示/違反報告)
al-ice cream(プロフ) - オンマさん» お優しいお言葉、ありがとうございます(T . T)頑張ります！ (2020年2月27日 23時) (レス) id: edd21b3462 (このIDを非表示/違反報告)
オンマ(プロフ) - めげずに頑張ってくださいね^^ 応援してます。 (2020年2月27日 19時) (レス) id: 51e1e6ee34 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：al-ice cream | 作成日時：2020年2月27日 15時
