15話 ページ18
緑谷side
それは三年になり進路希望調査をするときだった。
先生がうっかり僕の志望校が雄英であると言ってしまったのだ。
幼馴染みでもあるプライドの高いかっちゃんが、無個性の僕も同じ雄英を目指すというのを聞いて黙っているはずがなかった。
個性で爆破され。無個性に何が出来ると詰め寄られた。
そこで先生は焦っていたのかまた口を滑らせた。
先生「そ、そういえば藤堂には雄英からの推薦が来ていたな。」
クラスが一瞬で静まりかえった。
藤堂くんは入学してから一度も学校に来ていないある意味有名な子だ。
そんなに凄い子だったのかと驚く。
先生も皆が黙ったことで正気に戻ったのか露骨にヤバイという顔をした。
先生「あーみんな先生が言ったことは忘れて絶対に誰にも言うなよ。最悪解雇されるかもしれないから。」
それから僕は運命的な出会いを果たし雄英にも合格した。
合格発表後、学校ではかっちゃんと共に職員室に呼び出され祝われた。
その後あることを頼まれた。
先生「二人のうちどちらかだけでもいいから藤堂に雄英の書類を届けてくれないか?同じ学校に通うんだ。多少関係があっても損はないだろ。」
かっちゃんは行かないと帰ってしまったし、僕が行くしかないか。
今日はオールマイトと会う予定だったけど仕方ない。
連絡しなくちゃ。
オールマイト「[え、A君に会いに行くのかい?なら私もついていっていいかな。]」
お願いしますと言ったら、私が頼んでいるんだよと返されてしまった。
そしてやって来た藤堂邸。
かなり前から同じ塀が続いてた。
すごく広い家だ。
オールマイトがインターホンを押した。
「お入りください。」
それだけ言って、切れてしまった。
開いた壁から入る。
中に入るとぬいぐるみが立っていた。
桜さんというそうだ。
桜「本日、A様は出掛けていらっしゃいます。雄英の資料はお預かりします。」
オールマイト「もう結構な時間だけど、何処にいってるんだい?」
学校終わりに来たし、オールマイトと合流して結構遅い時間になっている。
桜「A様は敵の方のところに行っており、夜はそのまま路地裏を見てくるそうなのでお帰りは明日になるかと。」
緑谷「オールマイト敵って」
オールマイト「そのままさ敵とも交流のある子なんだ。」
それからオールマイトと桜さんは少し話して帰ることになった。
帰り道でオールマイトと話す。
緑谷「あの藤堂くんを雄英に入れてしまって大丈夫なんですか?」
オールマイト「全然大丈夫さ。彼は敵と交流があるが中立だし。本当は優しい子だからね。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アリス(プロフ) - 虚さん» ありがとう!!出来そうな時は更新頑張るね。 (2020年3月15日 7時) (
レス) id: 9d5b57d13b (このIDを非表示/違反報告)
虚(プロフ) - とても良い作品ですねっ！お気に入り失礼しますっ！更新幾らでも待ってますっ！ (2020年3月14日 23時) (レス) id: 7c0e52b0b9 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - けろけろさん» コメントありがとう。間違いはちゃんと修正したよ。これからもこの作品をよろしくね。 (2020年1月2日 9時) (レス) id: 9d5b57d13b (このIDを非表示/違反報告)
けろけろ - 初コメが誤字指摘なんかですみません…。ヒロアカ知識(ページ2)のところで「敵」の読み方がウィラン、という風になっているのですがヴィランだと思います。(ウとヴの違いです)細かいし()多用してすみません。更新楽しみにしてます！(^-^ (2020年1月2日 1時) (レス) id: 4b35f08325 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 7話で言ったように荒らし以外のことなら大歓迎だよ。 最悪、作品に関係なくても大丈夫。 てことで、良ければコメントお願いね。 (2019年12月29日 21時) (レス) id: 9d5b57d13b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藤堂アリス | 作成日時：2019年10月19日 18時
