95と私の高校生活 (ページ10)

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ジョンハン先生がお疲れらしく、私もなんとかなりそうなのでジス先生に交代した。

英語は好きだし、今回の範囲は実はもう終わっている。

だけど…でもね！学年1位の講義を聞かずしてどうするって話よ！こんなチャンスめったにない！

それに純粋にジスくんともっと仲良くなりたいし！

なんて、心の中でつぶやきながらニヤニヤしてたら講義が始まった。

まずはウォーミングアップね！なんて授業の始まりみたいに簡単な会話から始まった。

いや、やばい…

ジスくんの英語の発音がネイティブすぎる

ジスくんが英語だったらいいよって言ってくれたから相当すごいんだろうなっては思ってたけど、予想以上だった。びっくりしすぎて目ん玉ひっくり返ったもん

『ジスくんごめん…発音が上手すぎてもはや何て言ってるかわからない…』

JS「まじか笑じゃあゆっくりにしてみるね」

ゆっくり話してくれたからなんとかわかった。ジスくんの質問に答えるとハイタッチを求められた。なんこれ

ウォーミングアップが終わり、テスト範囲について教えてもらう時間になったけどジスくんの流暢な音読と発音を聞いて満足してしまった。

ジスくんみたいに発音上手くしたい！って後に続いて真似してみると、くしゃって笑ってハイタッチしてくれた。

ジスくん、英語話すとアメリカ人の魂が乗り移るのかな。やたらハイタッチが多い。

でも、答えてハイタッチ、答えてハイタッチ、を繰り返しているうちに私も楽しくなってきてしまった。教え方上手いな！

ジスくんの英会話教室通いたい。

『ねえねえ、ジスくんはなんでそんなに英語の発音が綺麗なの？』

JS「そう？そんなことないけどありがとう。

強いて言うなら中2まで5年間アメリカに住んでたからかな」

えええーーー！！！！！なっとく！！！！！

たださ…

『強いて言うならのレベルがぶっ飛んでるよね』

ちいちゃいころ英会話教室通ってたみたいなノリで海外移住歴話すのレベル高え

そのあともジスくんの後に続いて発音を教えてもらい、ジスくん講義は終了した。

そして、ジョンハンは私たちが楽しそうに話しているのにヤキモチを焼いたのかブーたれながら机に突っ伏していたので、休憩をとることにした。