飴 ページ9
300人以上のお気に入り、ありがとうございます！！
〜×〜×〜×〜
その後、みゆちゃんらと別れて
アシカとか、セイウチとか、イルカとかのショー全部まわって
ペンギンとかマナティとか可愛いのも見て
ナマコとかヒトデとかめっちゃ触って
いつの間にか1時になっとった
川「珍しいなぁ、A」
『ん？』
川「A、12時過ぎたら機嫌悪なるやん笑」
『…だって、お腹すくやん』
川「今日は機嫌悪くならんのやな笑」
当たり前やんか…だって
『賢志郎と一緒におるん楽しいんやもん』
川「え」
『楽しすぎて、お腹すいとることに気づかんかった笑』
川「…そっか」
賢志郎が優しくなでてくれる
『やからさ…』
川「ん？」
『今…1時って知ってもて機嫌悪い』
川「…え〜……」
『はやく！ご飯行こっ！！』
賢志郎の腕を引っ張る
川「ちょっ、A！そっちちゃうから！」
『…ご飯』
川「分かったから、な？笑」
賢志郎と水族館を出て定食屋さんに行く
『……』
川「…俺は…生姜焼き定食で……Aは？」
『…海鮮丼の小うどんセットと、焼き魚定食と唐揚げ……』
川「…で、お願いします」
「かしこまりました〜」
…あかん、お腹すきすぎて何もしゃべる気にならんわ
川「…A？」
『なに』
川「…飴いる？」
『いるっ！！』
賢志郎から飴をもらってすぐに口に含む
『ありがとう〜…んふふ』
川「よかったわ、もってきとって笑」
『飴常備しとん？』
川「いや、Aが機嫌悪なってもええように持ってきた」
『おかんか笑…でも、ありがとうな』
川「ん」
『賢志郎、私のこと分かってるぅ〜』
川「何年一緒におると思ってんねん笑」
確かに！…そう言おうとしたら
川「それにな？」
賢志郎が続ける
川「Aのことがす「お待たせしましたぁ〜」
『あっ！来たっ！！』
テーブルいっぱいの料理に興奮する
『いっただっきまぁーす！！』
海鮮丼に醤油をかける
『…賢志郎？』
さっきから黙ったまんまで、生姜焼き定食に手をつけてない
川「…え？」
『どうしたん？食べへんの？』
川「あ、いや、食べるよ…」
割り箸を割って、生姜焼きを食べる
『そういえば、さっきなんて言おうとしたん？』
川「あ〜…うん…」
少し目を泳がせたあと
川「なんもないで？」
いつもみたいに笑ってそう言った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 463人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まなか(プロフ) - みじゅさん» ありがとうございます！！ちょびちょび更新やし、超長編になるかもですが、最後まで見ていただけたらめちゃめちゃ嬉しいです！！よろしくお願いします！！ (2020年5月17日 13時) (
レス) id: c2e22e06fc (このIDを非表示/違反報告)
みじゅ - まなかさんの描くゆずるさんがリアルで素敵で大好きです！これからの更新も楽しみにしてます！！ (2020年5月13日 15時) (レス) id: 2ec788d5fe (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - 青華さん» ありがとうございます！(^^) (2020年3月2日 9時) (レス) id: 25dc032f5d (このIDを非表示/違反報告)
青華 - まなかさん、おめでとうございます！それと、お話とても面白かったです！！ (2020年3月2日 7時) (レス) id: 142f6ab422 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます！(^^) (2020年3月1日 19時) (レス) id: 25dc032f5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まなか | 作成日時：2020年1月3日 17時
