りんご ページ12
川西side
「朝とおんなじ顔してるからです笑」
石橋がそう言ったのが…なんか嫌やった
今日一日、ずっと俺と一緒におったのに
石橋のがAを知っとる気がして…
「俺もう行くわ」
この場にいたくなくて、まだ時間はあったけどそう言った
「A…これ」
あの店で買った、りんごの髪留めを渡す
『え、これ…』
「あげる。Aに似合いそうやったから」
『…ええの？ありがとう！！』
つけてもいい？と嬉しそうに はじゃぐAの手を掴む
『…ん？』
「俺がつけたい」
りんごの髪飾りをとってAの髪につけるとき、後ろにおる石橋と目が合った
石「…っ」
必要以上にAに近づいて、髪留めをつける
「…ん、つけれた」
『似合う？』
「めっちゃ似合う」
頭を撫でると、嬉しそうにする
『ありがとう、これ
…でも、なんでりんご？』
…Aの耳にささやく
「俺がAにキスしたこと…いつでも思い出せるように」
『…ふぇっ？！』
「ほら…」
Aの顔に触れる
「
さっきよりも顔が赤くなる
石「あのっ！！」
「…どうしたん、大きい声出して」
石「時間、大丈夫ですか」
もう行ってくれと言わんばかりの表情で俺を見る
「…そうやったわ、もう行くわ」
『うん、バイバイ、賢志郎』
「ん、またデートしよな」
『…考えとく』
石「それじゃあ」
礼をして、Aと帰っていった
石橋side
『ばしくん、迎え来てくれてありがとう』
「…いえ、俺が来たかっただけなんで」
川西さんと目があったとき、牽制された気がした
Aは俺のやから
…そう言われた気がした
「あのとき…なんて言ってたんですか？」
『えっ？』
「なんでりんごなん？ってAさんが言ったとき…」
Aさんの顔を見て、言うのをやめる
『いや…私、りんご好きやからかなぁ〜？』
真っ赤になって、絶対嘘でしょってことを言う
『やからかな』って…なんで疑問系なんですか
いろいろ疑問があったけど…
「…そうですか」
気にしないふりをした
『そういえば買ってくれた？お肉』
「はい」
『ありがとう！』
そう言うと、Aさんのお腹がなる
『はず』
「お腹すいたんですか？笑」
恥ずかしそうに顔を赤らめる
『はよ帰ろ』
「はい笑」
ポッケ借りるわと言って、Aさんは俺のポッケに手を突っ込んだ
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まなか(プロフ) - みじゅさん» ありがとうございます！！ちょびちょび更新やし、超長編になるかもですが、最後まで見ていただけたらめちゃめちゃ嬉しいです！！よろしくお願いします！！ (2020年5月17日 13時) (
レス) id: c2e22e06fc (このIDを非表示/違反報告)
みじゅ - まなかさんの描くゆずるさんがリアルで素敵で大好きです！これからの更新も楽しみにしてます！！ (2020年5月13日 15時) (レス) id: 2ec788d5fe (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - 青華さん» ありがとうございます！(^^) (2020年3月2日 9時) (レス) id: 25dc032f5d (このIDを非表示/違反報告)
青華 - まなかさん、おめでとうございます！それと、お話とても面白かったです！！ (2020年3月2日 7時) (レス) id: 142f6ab422 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます！(^^) (2020年3月1日 19時) (レス) id: 25dc032f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなか | 作成日時：2020年1月3日 17時
