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「うん。いい感じ。」
リーマスは満足そうに笑うとシリウスの両肩をぽんっと叩いた。振り返ったシリウスを見たAは思わず''かっこいい''と叫びたくなってしまったが絶対に言わない！と変な所で意地を張る。何せ、あの男は自分の寝顔を散々ブスだと笑った男だ。絶対に''かっこいい''なんて言ってやるもんか！
「休暇中で良かったなお前ら。いつもだったらお前らは今頃女子の集団に押し潰されてただろうし......」
自分が美男子だということを分かっているというのが中々腹ただしい。まあ事実なので否定はしないし、むしろ肯定しかしないが。
「視界が開けて良かったわね！」
「おいおいムーニー、今の言い方聞いたか？」
「もちろん。すごく......嫌味がこもってた。」
Aは態とらしく肩を竦めたリーマスとそれを笑うシリウスの頭を軽く叩くと、ピーターの隣に腰掛け暖炉に手をかざした。
「ねえリーラはクリスマスデートとか誘われなかったの？」
随分と顔色が良くなったピーターが暖炉から目を離さずにAに尋ねた。''聞いてやるなよ''なんて、シリウスが笑いながら言うものだからAの口許がピクピクと痙攣する。ああ、聞かない方が良かったのかも、なんて、ピーターは言ったあとで後悔した。
「見ての通りよピーター。でもいいの、私にとっては恋人よりも友人の方が大切だから。」
だってよ。とシリウスは馬鹿にしたように笑いながら明らかに不機嫌なAの頭を撫でようとして.......やめた。
「俺なんかクリスマスはどの子と過ごそうか迷ってるとこだぜ。なあリーラ、お前はどの子がいいと思う？」
「誰に誘われたの？」
Aが問いかけるとシリウスは指を折りながら誘ってきた女子の名前を、というか寮と学年を言い始めた。多分、名前は覚えていないのだろう。可哀想に。
「やっぱり君は
リーマスはそんなシリウスにちょっとだけ羨ましそうに、けれど殆ど他人事のように言った。ピーターもそれに大きく頷いて、それから分かりやすく項垂れた。
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夢しずく - usagiさん» お返事ありがとうございます！いえいえ、この作品に最後まで付き合わない人が居ますか？いいえ居ません← もちろん読みにきますよ！それに4時間以上の価値があったのでお気になさらず。これからも頑張ってくださいね (2020年4月9日 16時) (
レス) id: 626b9c2144 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - 夢しずくさん» 夢しずく様、はじめまして。そう言っていただけて凄く嬉しいです！それに、貴重な4時間をこの作品のために.......！本当にありがとうございます！是非、最後まで御付き合いよろしくお願い致します＊ (2020年4月9日 15時) (レス) id: 738c4a8002 (このIDを非表示/違反報告)
夢しずく - はじめまして、こんにちは。とっても面白いお話です……！リーマスが可愛すぎてヤバいです！あなたの文才を分けてください……。 あ、面白かったので4時間くらいかけて最初から最後まで読みましたww 更新頑張ってください！！ (2020年4月9日 3時) (レス) id: 626b9c2144 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - いっちゃんさん» そんな！嬉しいです、ありがとうございます。是非、ボードの方で語りましょう。 (2020年4月8日 15時) (レス) id: 738c4a8002 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - usagiさん» 私もusagi様の物語がどれも文才で魅力がありすぎて素晴らしい作品だと思います。これからもusagi様とハリポタについて語りたいです。笑 (2020年4月7日 23時) (レス) id: 5135df06ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usagi | 作成日時：2020年3月26日 10時
