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「ああ、遅かったじゃないかパッドフット。」
「コイツが大人しくしないから連れてくるのに手こずったんだよ。」
シリウスは腕を掴んだままのAを仁王立ちするジェームズの前に押し出した。
「ねえ、パッドフット？君今すごく.....人攫いみたいだよ.....。」
「あ？」
「手を離してあげて。リーラが痛がってる。」
リーマスは杖先でAの手首を指しながら言った。シリウスは軽く舌打ちをして、それからAの手首から手を離した。
「ありがとうリーマス。.......それで？私とリーマスに何をしろって？」
「地図は完璧に仕上がった。でもそれだけじゃ足りないんだ。」
ジェームズは片側だけズリ下がったメガネを持ち上げながら地図を広げる。
「誰が何処にいて、何をしているのか、それが常に分かるようにする必要があるんだ。それには.....」
杖を軽く振りながらジェームズは口元を歪めた。
「この地図に魔法をかける必要がある。それも.....非常に高度な魔法が。そこで！」
パチン、と指の鳴る音と共に地図がAとリーマスの前に置かれた。
「DADAの成績がトップクラスの君達に頼もうって訳さ。」
この地図に何の魔法がかけられていたのかをAはよく知っていた。けれど今の自分にその魔法が使えるのかどうか.......そんな気持ちのままリーマスを見ると、ただ笑って返されただけだった。
「.....ホムンクルスの術がいいかと。」
Aは忍びの地図、それから4人の顔を見渡して言った。
「この術を使えば、地図の所有者は城内の全ての人を追跡できるの。もちろん....アニメーガスもね。」
「そりゃあすごいや！」
ピーターは目を輝かせた。
「でも私にホムンクルスの術が使えるかどうか....」
「大丈夫だよ。君ならね。」
リーマスはにっこり笑うとAの肩をぽんぽんと叩く。それだけで何だかやれる気がしてくるのだから推しの力は本当に凄い。
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夢しずく - usagiさん» お返事ありがとうございます！いえいえ、この作品に最後まで付き合わない人が居ますか？いいえ居ません← もちろん読みにきますよ！それに4時間以上の価値があったのでお気になさらず。これからも頑張ってくださいね (2020年4月9日 16時) (
レス) id: 626b9c2144 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - 夢しずくさん» 夢しずく様、はじめまして。そう言っていただけて凄く嬉しいです！それに、貴重な4時間をこの作品のために.......！本当にありがとうございます！是非、最後まで御付き合いよろしくお願い致します＊ (2020年4月9日 15時) (レス) id: 738c4a8002 (このIDを非表示/違反報告)
夢しずく - はじめまして、こんにちは。とっても面白いお話です……！リーマスが可愛すぎてヤバいです！あなたの文才を分けてください……。 あ、面白かったので4時間くらいかけて最初から最後まで読みましたww 更新頑張ってください！！ (2020年4月9日 3時) (レス) id: 626b9c2144 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - いっちゃんさん» そんな！嬉しいです、ありがとうございます。是非、ボードの方で語りましょう。 (2020年4月8日 15時) (レス) id: 738c4a8002 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - usagiさん» 私もusagi様の物語がどれも文才で魅力がありすぎて素晴らしい作品だと思います。これからもusagi様とハリポタについて語りたいです。笑 (2020年4月7日 23時) (レス) id: 5135df06ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usagi | 作成日時：2020年3月26日 10時
