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「母さん静かに。」
「あら、Aちゃん寝ちゃったのね。ご飯ができたから呼びに来たんだけど.......もう少し待った方が良さそうね。」
「母さんと父さんで先に食べてていいよ。僕はリーラが起きてから一緒に食べるから。」
何故かにやにやした顔の母さんに首を傾げつつ、僕に凭れかかるリーラを見る。この様子だと暫くは起きないだろう。
「Aちゃんったら本当に綺麗になって....やっぱり彼氏とかいるんじゃないかしら。」
「シリウスがいる限りは無理だと思うよ。」
「あら、彼はAちゃんが好きなの？」
「え？」
その可能性を考えたことも無かった僕は、それっきり黙り込んでしまった。パッドフットがリーラを好き？まさかそんな事はないだろう。だって彼は言い寄ってきた女子が自分の好みの顔であれば''相手する''って言ってたし。それって付き合うってことなのかな、そうだとしたら相手の子がすごく可哀想。大体もって1日とか、3日とか。後から泣き付いてきた子には面倒臭いとかなんとか言い放って泣かせてたし......
「.......それはないと思うな。」
「そうとは言いきれないでしょ。だって貴方の話を聞く限り、Aちゃんにぞっこんみたいだし.......。」
そんな母さんの言葉に余計パッドフットが分からなくなる。でも少なくともリーラは彼の事を友人としか思っていないだろうし、だとしたら彼は凄く可哀想だ。でも、もしもパッドフットが本当にリーラを好きだと言うのなら、僕は心から応援しようと思った。だって2人はすごくお似合いだし、そりゃあぶつかる事も多いけど。でも、リーラは恋愛とか、そういうのに興味があるんだろうか。女子達は''恋バナ''とかいうやつでよく盛り上がっているけれど、リーラがそんな話をしている所を見た事がないし何ならそういう事に興味が無さそうだし.....
「じゃあAちゃんが起きたら教えてちょうだい。リーマス、貴方も一緒にお昼寝したら？」
「いや僕は.......いいよ。」
そうは言ったけれど、隣で気持ち良さそうに眠るリーラを見ていると僕も何だか眠たくなってきてしまって。少しだけと思って目を閉じた。風が吹く度に僕にもたれた彼女から自分と同じ石鹸の匂いがする。その匂いが鼻を掠める度に今だけは''皆の''じゃなくて''僕だけの
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夢しずく - usagiさん» お返事ありがとうございます！いえいえ、この作品に最後まで付き合わない人が居ますか？いいえ居ません← もちろん読みにきますよ！それに4時間以上の価値があったのでお気になさらず。これからも頑張ってくださいね (2020年4月9日 16時) (
レス) id: 626b9c2144 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - 夢しずくさん» 夢しずく様、はじめまして。そう言っていただけて凄く嬉しいです！それに、貴重な4時間をこの作品のために.......！本当にありがとうございます！是非、最後まで御付き合いよろしくお願い致します＊ (2020年4月9日 15時) (レス) id: 738c4a8002 (このIDを非表示/違反報告)
夢しずく - はじめまして、こんにちは。とっても面白いお話です……！リーマスが可愛すぎてヤバいです！あなたの文才を分けてください……。 あ、面白かったので4時間くらいかけて最初から最後まで読みましたww 更新頑張ってください！！ (2020年4月9日 3時) (レス) id: 626b9c2144 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - いっちゃんさん» そんな！嬉しいです、ありがとうございます。是非、ボードの方で語りましょう。 (2020年4月8日 15時) (レス) id: 738c4a8002 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - usagiさん» 私もusagi様の物語がどれも文才で魅力がありすぎて素晴らしい作品だと思います。これからもusagi様とハリポタについて語りたいです。笑 (2020年4月7日 23時) (レス) id: 5135df06ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usagi | 作成日時：2020年3月26日 10時
