貴方を理解する ページ2
今まで生きてきた中で特にやりたい事が無かったAは進路希望調査票を白紙で出すという愚行を彼方の世界では繰り返してきた。今回は魔法界ということもあり成績もそこそこだったので頑張って考え抜いた進路を紙に書いて提出した。の、だが、
「あの、マクゴナガル先生？仰っている意味がよく分からないのですが.......」
「だから、貴方は働かなくていいと言っているんです。」
「はい？」
どういう訳か、私は今進路を選ばなくていいという新しい形の進路指導を受けているのである。マクゴナガル曰く、ダンブルドアが卒業後一切の生活は面倒を見るから無理に働かなくて良いと。
「えっ、でも、そんなのダメです。ちゃんと働かないと.......自分の生活は自分で何とかします。校長先生に頼りっぱなしなんてそんな.......！」
「いいですか、Ms.A。何もあのお方は考え無しに言っているのではないんですよ。先の事まで考えた上で面倒を見ると言っているのです。」
初めは頷きかけたAだったが、あることを思い出して頷くのをやめた。駄目だ、絶対に自立しなければ。だって彼は、ダンブルドアは、後に命を落としてしまう。それまではダンブルドアの元で暮らしていたとしてその後は？この世界のことを何も知らないまま、よく分からないまま大人になってまともな生活を送れるだろうか？答えは絶対にNo.だ。今のこの段階では第2次魔法戦争が起こることなど、1度消えたと思われた闇の帝王が復活するなど誰も予想していない。否、予想できるはずがない。例えそれが偉大なる魔法使いのアルバス・ダンブルドアだったとしても。
「校長先生と......直接お話できますか？」
「貴方がそこまで言うのなら.......いいでしょう。但し、無理を言って困らせてはいけませんよ。」
マクゴナガルに連れられて西の塔にある校長室へと向かう。校長と話すのは、かれこれここに来た時以来だから随分と久しぶりで何だか緊張する。
「レモン・キャンデー！」
マクゴナガルが合言葉を言うと
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夢しずく - usagiさん» お返事ありがとうございます！いえいえ、この作品に最後まで付き合わない人が居ますか？いいえ居ません← もちろん読みにきますよ！それに4時間以上の価値があったのでお気になさらず。これからも頑張ってくださいね (2020年4月9日 16時) (
レス) id: 626b9c2144 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - 夢しずくさん» 夢しずく様、はじめまして。そう言っていただけて凄く嬉しいです！それに、貴重な4時間をこの作品のために.......！本当にありがとうございます！是非、最後まで御付き合いよろしくお願い致します＊ (2020年4月9日 15時) (レス) id: 738c4a8002 (このIDを非表示/違反報告)
夢しずく - はじめまして、こんにちは。とっても面白いお話です……！リーマスが可愛すぎてヤバいです！あなたの文才を分けてください……。 あ、面白かったので4時間くらいかけて最初から最後まで読みましたww 更新頑張ってください！！ (2020年4月9日 3時) (レス) id: 626b9c2144 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - いっちゃんさん» そんな！嬉しいです、ありがとうございます。是非、ボードの方で語りましょう。 (2020年4月8日 15時) (レス) id: 738c4a8002 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - usagiさん» 私もusagi様の物語がどれも文才で魅力がありすぎて素晴らしい作品だと思います。これからもusagi様とハリポタについて語りたいです。笑 (2020年4月7日 23時) (レス) id: 5135df06ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usagi | 作成日時：2020年3月26日 10時
