No.7 ページ8
Aside
『でもまさかフジさんがここに来てるとは…知りませんでした。』
レ「確かにフジくんはAちゃんの来る日には来てなかったから」
フ「Aちゃんはいつ来てるの？」
『毎週木曜のこのぐらいの時間です』
フ「じゃあ木曜日はこの時間に来ようかな」
『毎週フジさんと会っちゃいますね』
レ「(ﾆﾔﾆﾔ)」
視線を感じ
レトやんを見るとすごくニヤニヤしていた
『レトやん！ニヤニヤしないで！気持ち悪い！！』
レ「別にニヤニヤなんてしてへんわ！」
レトやんは中に入ってしまった
フ「Aちゃんってレトさんとはどういう関係なの？親しそうだけど」
フジさんは少し暗い顔をして言った
『あ、親戚です。週1で様子見せに来てるんです。』
フ「そうなんだ」
フジさんはほっとしたような顔をして
ご飯を食べる
『そういえばフジさんはここから家近いんですか？』
フ「ああ、うん。俺料理出来なくてさ。」
照れた顔をして言う
フ「もしよかったら料理教えてくれないかな？ずっとレトさんにお世話になる訳にはいかないしさ」
私は料理が出来る方ではない
断ろうと思ったその時
レ「ええやん！Aちゃん教えてやり！」
『はあ！？何言ってるのレトやん！？』
フ「…ダメかな？Aちゃん」
そんな顔でお願いされたら
断りきれないじゃん…
『私は料理が出来る方ではありません。一緒に上手くなるってことでどうでしょうか？』
フ「お願いしますA先生(ﾆｺｯ)」
私にも春が訪れるのでしょうか
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作者名：Alice | 作成日時：2018年8月19日 0時
