【実.況.者】物語の中でキミは【フ.ジ】 (ページ7)

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No.6 ページ7

Aside

「最近どや？」

今日は木曜日
毎週のように来ている定食屋にいる

なぜ来てるかというと
この定食屋の店長のレトやんは私の親戚のお兄ちゃんだからだ

親が一人暮らしの私を心配して
1週間に1度は来いと約束してるのだ

『この前花火見に行ったんだけどその時助けてもらった男の人カッコよかったかな』

軽く話す

レ「ふーん男の人かあAちゃんにもついに春が…！」
『来ないから！！！』
レ「えーいいのにー」
『いいんですうー！』

少しフジさんを思い出してニヤけた

レ「そういや最近毎日来てくれる男の人がいてさーかなりのイケメンやでー」
『へえーどんな人？』

レトやんがイケメンなんて言うなんて珍しい

レ「うーん、優しい雰囲気の人やな」
『優しいねえ』
レ「まだ今日は来てへんから会えるかもねえ」
『興味ないですうー！』

いつものように1時間ぐらい話して
帰る準備をする

レ「おー！来たかフジくん！」

ふ、フジ、くん？

フ「どうもーレトさんこんばんはー」

そこにはあの時助けてくれたフジさんがいた

フ「あ！Aちゃん！久しぶり」
『お、お久しぶりです。フジさん。』
レ「なんやAちゃん、フジくんと知り合いかいな」
『さっき言ってた男の人、フジさんのことだよ？』
フ「さっき言ってた？俺の話してたの？？」

あ、少し恥ずかしい

『えっと…助けてくれたカッコいい人だと！』
フ「恥ずかしいなあ//」

その照れは期待してもいいんですか

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登場人物追加
香坂怜斗
(登場人物を見てください)