恋せよヌナ③[LAST] (ページ6)

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プロポーズページ6

～今から約10ヶ月前～

アミの誕生日に2人が初めてデートしてアミが告白した場所へ連れていったジミナ

(あれ？この場所って…)

｢アミ…｣

向かい合ってギュッて両手を握られて

｢…僕はアミを愛してるよ。これから先もずっと、アミと一緒にいたいんだ｣

｢ジミナ…｣

｢だから、僕と結婚してください｣

｢ここ、私がジミナに告白した場所｣

｢うん。あの時はアミから気持ち伝えてくれたから今度は僕から言いたかった。返事…聞かせてくれる？｣

｢うん(泣)私もずっと一緒にいたい。ジミナのお嫁さんにしてください｣

｢もちろん｣

で、私が飛びつくようにジミナの首に腕を巻きつけて、ジミナもぎゅーーーしてくれたの～♡♡♡♡

と、暗記できるほどに聞かされたプロポーズの惚気話

それから2人で準備を進めて晴れて今日という日を迎えたんだけど

真っ白なタキシードに身を包んだジミナと純白のドレスにロングトレーンを靡かせてゆっくりとジミナの隣へ歩くアミ

厳かに進む中、泣きっぱなしの私のすすり泣きに被るように聞こえるもう1つの嗚咽

テテを挟んで私の反対にいるのマンネも早い時点から泣いていて

咽び泣く両隣に挟まれたテテが左右どちらの手も握って困ったように笑ってる

｢そんなに泣いたらかわいい顔が台無しだよ。｣こっそりそんな事を囁いてくれるから嬉し涙まで溢れて来ちゃうじゃん