知らない気持ち ページ36
だけど僕はAに絶対言ってはいけないことを言った
どうしてあんな事を言ったのか自分でもわからない
薄々感じていたジョングガとAとの関係を責めるつもりなんて無かった
Aは僕のものじゃないし僕が縛る権利なんてない
2人に体の関係があったとしても2人が望んだことなら見て見ぬふりをするしかない
そう分かってたはずなのに
あの夜、Aに呼ばれて初めて明らかなる拒絶をされた時、僕の中に感じたことの無い苛立ちが芽生え知らない感情にどうしたらいいのか分からないままAにぶつけていた
もしもAが誰彼構わず交接していたら悲しいけれど腹立たしさは感じなかったと思う
相手がジョングガだから……
どうしてジョングガなんだってそればかりが頭の中で煮えたぎっていつまでもグラグラと冷めやらない
だってジョングガじゃ俺にはどうしようもないじゃないか
昔、付き合っていた人も僕じゃない男を求めて結局はそっちへ行ってしまった
その時はただただ悲しくて不甲斐ない自分のせいだとひたすら自分を責めて彼女を責める気持ちなんて微塵も感じなかった
なんで？どうして？何がいけなかったのか僕の何が足りなかったのか彼女が去ってからもそんなことばかり考えて
お人形みたいでつまらないと言った彼女の冷めきった目を思い出す度あぁ、僕は愛される価値のない人間だったんだなと思い知り誰かに友達以上の関係を求めるのは辞めた
大好きだから踏み込まない
僕が生きる為に身につけた防衛手段だった
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ありす(プロフ) - 花純さん» お返事遅くなりすみません(；＿；)テテ溺愛のヌナに共感して頂けて嬉しいです！最後まで更新したので是非続きもキュンとして下さい〜(^ ^) (2021年4月7日 17時) (
レス) id: f9db7a188c (このIDを非表示/違反報告)
花純(プロフ) - テテの愛おしく思う主人公の心情に共感！！！キュンキュンします！続きが楽しみです！ (2021年3月20日 19時) (レス) id: 19849ba04b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありす | 作成日時：2021年3月16日 23時
