知らない気持ち ページ35
テヒョンside
｢はぁ……｣
1人の部屋に落ちるため息はここのところで急激に増えたように思う
仕事が上手くいってないわけじゃない
むしろこれまでの小さな積み重ねを評価してもらえほんの些細なランクアップだが評価を上げてもらえると先日聞かされたばかりだ
なのに何でこんなにも心は晴れないんだろう
それはきっと……
心の天使様に聞いても浮かんでくるのはただ1人のこと
ジミナがアミにプロポーズすると聞いてからずっと心に引っかかってる
親友が最愛の人への想いを語っていた姿に思いを馳せて
あのとき、ジミナがずっと一緒にいたい人なんだとキレイな瞳で言っていた
あの瞬間に浮かんだのは“A“の笑顔だった
Aと居ると心地よくて僕に向けてくれるチョコレートを溶かしたみたいに甘い笑顔が可愛いと思う度にキスをしたくなった
唇を重ねると真っ赤に頬を染めて恥ずかしそうに目を逸らす
でも僕のことが大好きだなんだってAは隠そうともしない
そんな顔をもっと僕でいっぱいにして欲しくて会う度に止まらなくなってた
それを恋愛感情なのかと言われると経験値が低すぎる僕には判断なんて出来なくて
ただ誰かと付き合うと言うことは簡単にしてはいけないこと
傷つけあって最後はボロボロになるそんな結末を迎える可能性を常に考えなければいけないから
昔、ジミナにAと付き合ってみればいいのにと言われ本気でそう答えれば親友に酷く悲しそうな顔をさせてしまった
Aに対するこの気持ちに答えを出すと約束したのに結局ズルズルと臆病な僕はAに甘え続けていた
そんな僕をいつも受け入れて包み込んでくれるAを愛しいとそう思う自分を認める何かをAに触れると見つけられそうだった
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ありす(プロフ) - 花純さん» お返事遅くなりすみません(；＿；)テテ溺愛のヌナに共感して頂けて嬉しいです！最後まで更新したので是非続きもキュンとして下さい〜(^ ^) (2021年4月7日 17時) (
レス) id: f9db7a188c (このIDを非表示/違反報告)
花純(プロフ) - テテの愛おしく思う主人公の心情に共感！！！キュンキュンします！続きが楽しみです！ (2021年3月20日 19時) (レス) id: 19849ba04b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありす | 作成日時：2021年3月16日 23時
